2008-07-22
2008-07-12
あっちもこっちも群落だらけ
黒岳からお鉢平を一周するコースを歩くと、あっちを見てもこっちを見ても至る所でお花の群落だらけです。それはさまざまな色があって、目にも綾とはまさにこのことでしょう。
黒岳8合目から9合目にかけては、ちょうどウコンウツギが旬。右を見ても左を見ても上にも下にも大きめの黄色い花が咲き誇っています。
黒岳石室から時計回りでお鉢平一周にかかると、北海沢沿いの雪渓跡を、いつものようにエゾコザクラがびっしり埋めています。
北海岳に向けて登っていく途中には薄いピンクのコエゾツガザクラ。ころころと可愛い玉の花を密集させています。
登山道の側面、足に触れそうな場所にはイワヒゲが鈴生りです。これだけ見事なイワヒゲはそう見られるものではありません。
北海岳から間宮分岐の間、お鉢平の稜線部では、赤茶けた地面が黄色のタカネスミレに覆われています。
黄やら赤やら桃やら白や。表大雪に花真っ盛りの季節がやってきました。
2008-07-06
花盛り富良野岳
花・花・花・・・。ありとあらゆるお花が咲き集う富良野岳周辺。さすがは花の名山と呼ばれるだけのことはあります。その素晴らしさの一端でもお伝えできれば。
まずは十勝岳温泉から十勝連峰主稜線まで。
荒涼としたヌッカクシ富良野川を渡り、最初に目を驚かせてくれるのは、黄色鮮やかなウコンウツギ。登山道脇からはるか斜面の下まで黄色い帯が続いています。
足下には小さい鞠のようなイソツツジがいくつもいくつも。
沢沿いで雪融けが遅かったであろう辺りにはエゾコザクラが立ち並び、みんなでこっちを見ています。
チシマノキンバイソウも今が盛り。大降りの濃い黄色が寄り集まって咲くと、辺りが明るく感じられるほどです。思わず目を奪われてしまいます。
十勝連峰主稜線から富良野岳山頂までは、まさにハイライト。右も左も、目の高さにも足下にも、とにかく目に入るところには全てお花が咲いていると言っても言い過ぎではないでしょう。
今年初お目見えとなるヨツバシオガマ。一本だけ凛とした佇まいでいました。
これくらい花色が淡いとトカチフウロと言っていいでしょうか。決して派手ではありませんが、清楚で可愛らしい花です。
富良野岳の主役の一人、コイワカガミ。大雪山広しといえども、どこででも見られるお花ではないのです。しゃがむとちょうど顔のあたりに来る高さに咲いているのは、まるで人に見てもらうのを待っているかのよう。
他の植物が入っていない岩と砂礫の地に、いち早く根を下ろしたエゾヒメクワガタ。小さい小さい花ですが、寄り添って咲くので全体としてはよく目立ちます。
山頂が近くなってくると、ミヤマキンバイも見られるようになり、
お、イワヒゲも咲いています。この辺の花は大雪山のド定番ですね。
小さい花をたくさんつけるホソバイワベンケイ。そして・・・
山頂直下のごく一部でだけ見られるのは、エゾルリソウ。きっとこれを見るためだけに富良野岳に登る人もいるでしょう。今日は残念ながらまだ蕾でした。来週あたりは咲いているのでは。
富良野岳山頂周辺ですごいのは、登山道のすぐ脇から斜面のずっと下までお花が埋め尽くしていること。たとえばこのハクサンイチゲのように。
もうお腹一杯な気分ではありますが、まだまだもっともっとたくさんのお花が咲いているのがこの時季の富良野岳周辺。主稜線を三峰山・上富良野岳とたどり、十勝岳温泉に下る道すがらには・・・
メアカンキンバイ。さっき見たミヤマキンバイとの違い、わかりますか?
いわゆる高山植物の女王・コマクサ。でも今日は他の花々の華やかさに埋もれている感じ。
ジムカデもそう多くはありませんが一部で咲いていました。花と葉の大きさのバランスが絶妙ですよね。
目にした瞬間思わず声を上げてしまったツガザクラの群生。いえ密生。びっちりと斜面の一角を紫の玉が埋め尽くしているのは圧巻です。
締めはチングルマで。大雪山ならどこででも見られる花で、よほどの群落でもなければ特別扱いしてもらえないかわいそうな花ではあります。でもやっぱり無いと寂しいし、私たち地元の人間にとっては、健康とか空気のような存在なのかもしれません。
花の名山・富良野岳周辺の高山植物はいかがでしたか?ここで紹介しきれなかったお花もまだいくつもあります。ぜひ足を運んでみてください。写真で見るより何倍も綺麗ですから・・・
2008-07-05
雨竜沼湿原に咲く花
数年前の同時期に訪れたときには、ミズバショウくらいしか咲いていなかった7月頭の雨竜沼湿原。やはり今年は季節の進み方が早いようで、すっかり花盛りになっていました。
湿原に至る沢筋ではミヤママタタビの葉が見事なピンク色に。普段あまり見られない花もしっかり見られます。
固有種マシケレイジンソウは登山道脇に無造作に。なんだかもっさもっさと絡まり合って。
一際目立つピンク色はタニウツギ。この花を見ると沢沿いを歩いている気分が出るものです。
湿原に近くなったあたりで群生しているオオバタチツボスミレ。大きなスミレです。
ヒオウギアヤメの蕾を発見!いよいよ湿原も間近。それにしても、蕾のときの凝縮された色というのは、どのお花でも生命力を感じるものです。
咲いたら咲いたで艶やかですしね。ヒオウギアヤメは背も高く花も大きく、しかも木道のすぐ脇にも咲くのがいいですね。
背の高いお花と言えばエゾカンゾウも忘れてはいけません。よく見ると一本の茎の上に、咲いている花・もう咲いた花・これから咲く花、と時間差で三種類が同居しています。
ウリュウコウホネは木道から遙か遠くの池塘の中。
イワイチョウは咲き始めといった感じでしょうか。
一見ツルには見えませんが、クロバナハンショウヅル。厚手の絨毯のような手触りが独特です。
可愛い可愛いツルコケモモの花。その小ささは普通に歩いているだけでは、まず見つけられないほど。よーく目を凝らして探すと、ようやく草葉の間に見つけられるのです。
大雪山では見かけないコバイケイソウ。葉はたくさん見かけましたが、咲いていたのは数株でした。全部咲きそろったら圧巻でしょうね。
まだ他の登山者が来ない時間帯に、ゆっくりのんびりお花を見ることができました。早めに歩き出すといいことがあるものです。
2008-06-25
夕張岳のお花
では先日の予告通り、あらためて夕張岳のお花をご紹介しましょう。
まずは樹林帯。すでに咲き終わったものも多く見られましたが、このように瑞々しいシラネアオイもありました。木陰で涼しげにしている姿は絵になります。
憩の沢ではリュウキンカを見ることが出来ました。標高の低いあたりではそろそろ見納めになりそうです。
前岳湿原のあたりからシナノキンバイが目立ち始めます。咲ききったものも豪華ですが、蕾がほころびかけているのも慎ましげで目を惹きます。
この日一番目立っていたのはハクサンイチゲだったかもしれません。至る所に群落をつくり、あたりを白く飾っていました。
雪渓が溶けたあとにはチングルマ。あまりたくさんはありませんでした。
タカネタンポポも木道脇で頑張ってます。
湿原にはもう少しで花開くシロウマアサツキ。どれか一つくらい開花していないかと目を凝らしますが、残念ながら見つかりませんでした。
登山道のはるか向こうに咲いていたユウパリコザクラ。もっと望遠の効くレンズが欲しくなってしまいます。
足下にはムシトリスミレ。地面に這いつくばるように咲いています。
そしてお待ちかね、吹き通しでは、ナンブイヌナズナが最盛期。
エゾミヤマクワガタはこれから咲こうとしているところ。
花期も終わりに近づいたユウバリソウ。でも、良く探せばきれいな見頃のものもみつかります。
残念なことに、花の写真を撮るのに木道から降りたり登山道を外れる人を昨日も今日も見かけました。気持ちはよーくわかりますが、そこは理性の力でぐっと抑えて。思慮深い登山者たれ!
2008-06-24
林道ゲート開放初日の夕張岳
明日の夕張岳ツアーの下見に行ってきました。
夕張岳登山口に至る林道には、途中にゲートが設けられていて、決まった期間しか通り抜けることができません。今年の開通日はまさに今日。ちょうどゲート開放の初日に入山したことになります。
背中をあずけて斜めに立っていられるくらいの強風の中、なんとか吹き通しまで行って、そして今年も見てきました。ユウバリソウを。
ちょうど見頃のものも半分くらいありましたが、全体としてみると最盛期は過ぎつつある感じです。茶色く変色した花もあちらこちら。ユウバリソウを見るなら一刻も早くどうぞ!他のお花については、明日また登ってきますので、その後にでもご報告します。
そして今日最大の成果は、ダニ。大事なことなのでもう一度言いましょう。「ダニ」。
下山後、靴を履き替えているときに、どうもお腹がむずっとします。「もしかしてダニ?」なんて冗談半分に服をまくり上げてみたら、そう、見事にダニがお腹の上を歩き回っていました。この前、腕に入り込んでいたのと同じヤツです。今日はほとんど雨具を着こんでいたのに、いったいどこから入ってきたのやら。そして、昨年までは一度たりともダニにお会いしたことが無かったというのに、どうして今年に入ってもう二度もお目にかからなければならないのでしょう。
でも、この前痛い目にあって、ちょっとは敏感にダニを感じ取れるようになったのかもしれません。もう二度と刺させはせん!明日も注意してきます。
2008-06-20
高根ヶ原のウルップソウ
2008-06-17
天塩岳の花
天塩岳で出会った花々。キバナシャクナゲが最盛期を過ぎ、高山帯はやや寂しい感じでしたが、樹林帯のお花はいろいろ咲いていました。
登山口付近ではツボスミレが群生しています。すぐ足下に咲いていますが、小さい花なのでつい通り過ぎてしまいがち。でも、しゃがみ込んで目線を低くすれば、こんなに美人さんなんです。
ツボスミレよりさらに目立たない花をつけるのは、ミネカエデ。秋には艶やかな紅葉で主役となるミネカエデも花期に注目されることは稀です。よくよく近寄ってみると面白い花ですよ。
続いては派手目の花。今年初確認となるウコンウツギです。蕾から開いたばかりの瑞々しい花は、これから7月までが見頃になりそうです。
北海道では珍しくもありませんが、エンレイソウとオオバナノエンレイソウ。黒と白を一緒にどうぞ。エンレイソウもそろそろ終わる時季かもしれません。
2008-06-13
東大雪のお花さん
石狩岳・ニペソツ山では今年初めて見たお花も含めて、いろいろ咲きそろっていました。じゃんじゃん紹介しちゃいましょう。
マルバネコノメソウ・・・と思いますが、自信はありません。あまり目立ちませんが、小さくて可愛い花です。ネコノメソウの同定についてはこちらが詳しいです。
これも小さいお花。ミツバオウレン。山地の樹林帯に咲く代表的な花と言えるかもしれません。 白い花びらに見えるのが萼片だと知ったときには驚いたものです。真ん中にある小さな黄色が本当の花びらなのです。
石狩岳~音更山の高山帯ではキバナシャクナゲが今を盛りと咲きそろっています。
雪融け直後、登山者の多くない時季に早々と咲くウラシマツツジ。小さな小さな花もよくよく見れば可愛いもの。花の下の地面には昨秋の紅葉した葉がたまっています。
残雪期定番の花、ミネズオウ。これまた小さな花ですが、ピンクの星形がみっしり集まって咲くのは遠目にもよく目立ちます。
コメバツガザクラも今が旬。
音更山周辺の岩場ではミヤマキンバイの群落がありました。
二日通して咲いていたのはこれ一つだけ!咲き初めのエゾノツガザクラ。蕾はたくさん見かけましたから、これから一気に咲きそろってくるでしょう。
石狩岳直下とニペソツ山直下で咲いていたエゾコザクラ。この花の群落が見られるようになると、高山植物の季節到来、という気がします。
ニペソツ山で見たツクモグサ。萼片はまだ開ききっていませんでした。もう数日で見頃になるでしょうか。クリーム色の中にわずかに青みがかった色合いに風情を感じます。
大雪山の高山帯でも色々なお花が咲き出してきました。そろそろ夏山シーズンの始まりです。
2008-06-02
ニセコの花
週末、遠くニセコで見てきたお花たち。今年初めて見た花がたくさんありました。
ノウゴウイチゴはマッカリヌプリの登山道の至る所で一番目立っていました。
フギレオオバキスミレはチセヌプリのごく一部に咲いていたのみ。
沼巡り中の湿地帯ではミズバショウと、
ザゼンソウも元気そうでした。
花開いたものは今年初めてとなる、ツバメオモト。しっとり濡れていい感じです。
実はサンカヨウも楚々として好みの花の一つなのです。
マッカリヌプリ山頂直下で、たった一つだけ開花していたキバナシャクナゲ。まだ氷が張るくらい冷え込む標高ですが、これから無事に実をつけられるでしょうか。
イワオヌプリ近辺でイソツツジが咲き始めています。
目立たない花の筆頭とも言えるガンコウラン。この赤い花を見ると、残雪の季節もそろそろ終わりのような気がします。
アポイのように特有の珍しいお花はありませんが、この時季にこれだけの種類が見られるとなかなか圧巻でした。大雪山のお花の季節ももうそろそろですね。
2008-05-29
アポイの花たち
いかに今年の雪融けが早いとはいえ、大雪山はまだまだ残雪の下。お花の季節はもう少し後のことになります。でも、昨日行ってきたアポイ岳は、すでにたくさんの花たちが咲き競っていました。
まずは登山口~避難小屋。山麓の樹林帯です。
もう少しで開花?フデリンドウがひっそりと。 他にいくつか見つけましたが、まだ花開いているものはありませんでした。帰りもまだ閉じたまま。
エゾオオサクラソウ。山麓のものは9割がた種になっています。馬ノ背~幌満お花畑間の樹林帯が見頃でしょう。
次いで避難小屋~馬ノ背。ここで咲く花の種類ががらっと変わります。
黄色い小振りの花をたくさんつけるのは、名前が面白いヒロハヘビノボラズ。葉の周囲にトゲがあるため、ヘビも登ってこられないのだとか。
エゾシモツケはまだまだこれから。普段見慣れたマルバシモツケよりも好みかも。
ヤマツツジは避難小屋周辺が特に見頃!大きめの花がぎゅっと寄り集まって咲いていて、密度も重量感も豪華な感じもたまりません。派手になりすぎない色もいいですね。
アポイタチツボスミレもよく見かける花の一つ。他にもタチツボスミレ、ツボスミレ、ミヤマスミレ、フイリミヤマスミレなど、たくさんの種類のスミレが簡単に見られます。
岩場一帯で最も咲き誇っていたのはアポイアズマギク。岩の間から顔をのぞかせたりして、いじらしさが胸を打ちます。かと思えば辺りを埋め尽くすほど咲いていたり。色もピンクから紫っぽいのまで様々で飽きさせません。
これも登山道脇でなかなか目立っていました。アポイクワガタ 。茎の下についた蕾から秩序だって順々に咲いていくようです。
馬ノ背~幌満お花畑~山頂一帯では・・・
5月にチングルマが見られるなんて、大雪山では考えられません。それなのにアポイでは早くも見頃となっていて、この季節感の差には毎度驚かされます。
庭に植えられているオダマキはどうしても好きになれないのですが、山に咲くミヤマオダマキは好きです。大好きです。形は同じように見えますが、やはり大きすぎないほうが愛らしいのでしょう。下向きにつく花を寝そべって潜り込むように撮影しました。
ほとんど咲き終わっている中、なんとか残っていてくれたヒダカイワザクラ。やはり今年の花はどこでも早いようです。
こちらは咲き初めのキンロバイ。花をつけていたのはまだチラホラ。一面に咲くときれいでしょうね。
9合目付近を飾るのはエゾキスミレ。光沢のある紫がかった葉が特徴的です。
エゾキスミレと咲き競うように、サマニユキワリも見頃を迎えていました。大雪山でサクラソウと言えばエゾコザクラ一択ですが、アポイではこの狭い一帯だけで3種類も見られるのですからお得です。
ヒダカソウ・アポイキンバイなどアポイ岳を代表するお花は既に咲き終わっていたようで、残念ながら見ることができませんでした。それでも5月からこれだけのお花を見られれば満足という他はありません。年に何度も来られる山ではありませんが、この時季くらいは毎年訪れたいものです。
2008-05-19
春の花盛り
週末歩いた樺戸山地の低山は、すっかり花盛りとなっていました。
おひたしにすると美味しいらしいニリンソウ。花まで食べられるのだそうで。
カタクリも丸ごと食べるのですね。今年ごまみそ和えをごちそうになりました。
名前が素敵なヒトリシズカ。咲いている姿も可憐です。
花色に力があり、人目を惹くムラサキヤシオ。白系の花が多い春にあって、格別に目立っています。
色の割に目立たないハウチワカエデ。ふと頭上に目をやると、大きな若葉の下に佇んでいたりします。
これまた目立たないオクエゾサイシン 。マイヅルソウにも似た葉を探し、根本をよく見ると黒い実のような花が咲いています。
山上のチシマザクラはまだ5分咲きくらい?まだまだお花見を楽しませてくれそうです。
今年初めてのハクサンイチゲは神居尻山山頂付近で。咲き初めの初々しさ・瑞々しさにあふれています。
林内の木漏れ日の中にはエゾイチゲ。ちょっと萼片の枚数が多めですね。
柔らかそうな葉の下にぶら下がるのはキバナイカリソウ。派手なような地味なような不思議なお花です。
ここでは紹介しきれないお花たちがまだまだ沢山咲き誇っていました。これからますます見頃になることでしょう。長い冬を終え、ようやく始まった北海道の夏山シーズン。春のお花を愛でに出かけませんか?
2008-04-23
雪融け跡にリュウキンカ
2008-04-20
カタクリ、早満開
2008-03-16
初めてのフキノトウ
2007-08-17
ミヤマとリシリの違いは?
とあるお客様から、ミヤマリンドウとリシリリンドウの違いがよくわからないので写真で解説して欲しい、というご要望をいただきました。最近映した写真を探ってみると、ちょうど良いものがありました。百聞は一見にしかず。まあ、まずはご覧ください。
ぱっと見て気がつくのは「色の濃さ」でしょう。ミヤマリンドウは薄紫でリシリリンドウはより濃い色をしています。
さらによくよく見ると、ミヤマリンドウでは真ん中の白い部分(めしべ・おしべ)が目立っているのに、リシリリンドウではそれが隠れています。ミヤマリンドウもリシリリンドウも一枚の花びらに切れ込みが入り大5枚+小数枚に分かれるのですが、ミヤマリンドウは大小10枚全部が開き、リシリリンドウは大きい5枚だけが開き残りの小さい方は閉じているのがその理由です。
実際に見比べると、リシリリンドウの方が若干大きめなのも違いの一つ。
咲いている場所も、ミヤマリンドウは結構どこにでもありますが、リシリリンドウは表大雪だと赤岳~白雲岳~五色岳くらいでしか目にしません。
ミヤマリンドウもリシリリンドウも花期は長いのでまだもう少しお花を楽しめます。ぜひ山に行って両方を見比べてみてください。
2007-08-08
クモイリンドウの艶姿
2007-08-06
初めて見る花
2007-07-30
全国のギンリョウソウファンのみなさ~ん
2007-07-27
小さな宇宙
いつもよく見かけるものほど、意外と写真に撮っていないことってあるものです。 このチズゴケ(の一種)もその類。大雪山の岩場ではありふれた地衣類で、視界に入っているのに見えていないものの筆頭とも言えるかもしれません。今日は羅臼岳という違うフィールドに赴いたためか、この黄色いやつが無性に目につきました。そして初めて写真に納めることに。
岩に顔を近づけよくよく観察すると、そこにはまるで一つの世界が広がっているようです。チズゴケとは上手い名前をつけたものですね。大きなかたまりが大陸に。小さな区画が国境線に見えてきます。
山頂に向かう岩場はことさら注意を払わなければいけない場所なのですが、思わず見とれてしまいました。
たまに大雪山を離れて遠い山に行くと、同じものでも新鮮な気持ちで見られるのでした。























