今日15時のアメダス観測によると、旭川市の積雪がついに0cmとなりました。昨年より11日早い雪融けです。
ここ20年の記録を見てみると、4月1日での積雪0cmは3番目に早い日付です。とはいえ20年のうち約半分の9カ年において、4月第1週のうちに積雪が無くなっているので、そうムチャクチャな記録というわけではありません。
ついでに過去50年の「3月31日における積雪深」データにあたってみました。すると、80年代・90年代の値が高く、60年代が低いことがわかりました。たとえば1994年3月31日には109cmもの積雪がある一方、1961年・64年・67年・68年の各3月31日はすでに0cmになっているという具合です。
なんとなく「昔の方が積雪が多くて今は少ない」と思いこんでいましたが、少なくともここ50年の旭川ではそういう傾向は見られないのでした。
まあ重要なのは平地の値ではなく、山に雪がどのくらい残っていていつまで雪山を楽しめるかなんですけどね。
2 件のコメント:
なるほど、面白いデータですね。先週末旭岳に行った際、札幌から高速で北上していきましたが、ほんとに雪の少なさを実感しました。旭岳も通常なら屋根が出てるかどうかの石室も、窓枠まで見えてました。今年はいつまで滑れるものやら----
雪融けの早さには3月・4月の気温も大きくかかわってきます。
いまのところ寒い春という感じですが、これからどうなるでしょうね?
2008年の4月は最高気温20度超えが5日もあったので、あの雪の少なさになりました。
お天気が良くなって欲しいものの、あまり気温が上がって欲しくない、悩ましい季節ですね。
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