先日雑誌の中で、旭岳から羊蹄山が見えるというようなお話をしたものの、実はここしばらく見ていないんです。今度はいつ見られるかと待ち望んでいましたが、ようやく昨日見ることができました。
当麻岳中腹からの眺め。うすどんよりと空一面を雲が覆っていた割りに、遠くまでよく見えています。
一列目に富良野盆地と石狩平野を画する幌内山地、二列目に渋い一等三角点・美唄山を含む山々、三列目に恵庭岳から空沼岳・札幌岳・余市岳と並ぶ札幌近郊の山々が、徐々に陰影を薄くしながら重なっています。そして、札幌岳と余市岳のちょうど中間くらいに、プリンのような平坦な頭を覗かせている山こそが羊蹄山。直線距離で190kmほど離れていますが、よくぞ見えてくれました。
カシミール先生によると、こういう具合。
快晴の日じゃないと見えないと思いこんでいましたが、霞んでさえいなければ曇りがちの日でも充分見ることができるんですね。
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