2005-12-12

めでたい

まあ、そんなわけで、わが山楽舎BEARもめでたく4周年を迎えたのです。

ささやかな祝賀会には記念ケーキも登場し雰囲気を盛り上げました。実際には4周年記念なのに、“5周年”の文字が輝いているのはご愛敬。ここだけの話、代表自ら何周年なのか失念していたらしいですよ。ローソクも五本用意されていますし・・・。


おめでとうの声が飛び交う中、ローソクの火を吹き消します。披露宴のケーキ入刀みたいなもので、この体勢のまましばらくフラッシュを浴び続ける代表でした。

これから一年着実に成果を積み上げて、来年の“本当の5周年”記念を迎えたいものです。

2005-12-11

世界遺産・知床

 NHK-FMの日曜喫茶室で世界遺産の知床を取り上げていた。ゲストは作家の立松和平氏と北大名誉教授の石城謙吉氏。興味深い内容で昼過ぎから2時間ほどスピーカーの前で聞いていた。
 二人とも識者だけあって無批判に世界遺産指定を賛美することなく、それぞれの立場から地に足の着いた評価をしていた。立松氏は、漁師との長い付き合いの中から、漁業者の立場を無視した一方的な漁業規制が敷かれることのないように運営されるよう望んでいるということ。石城氏は、Tourismの語源はラテン語で聖地巡礼を意味することから、自然に対する畏敬の念を持って知床を訪れて欲しいと言う意見だった。お二人ともに、現在のツーリズムのありようを変えていくべきだという認識で一致していたのには共感を覚えた。砂防ダムの撤去やシカによる食害など、大雪山国立公園にも共通した問題点があり、「世界遺産」知床の今後の動きを注意深くフォーローしてゆきたいと思った。

2005-12-10

今日から五年目

 きのうは山樂舍BEARの創立記念日で、山関係者を招いてささやかな誕生パーティーを行った。

 12月9日は「山樂舍BEAR」の創立記念日ということになっている。正確に「いつ」設立されたかは今となっては定かではないのだが、2001年から記している「十年日記」のなかに、はじめて「BEAR」という名称が出てくるのが、2001年12月9日なので、この日を創立記念日ということにしている。
 その年の夏から秋にかけて旭岳や層雲峡の山関係者の間で、なにか山岳ガイドのための組織が欲しいね、という話が出てきて、何回か話し合いを重ねるうちに、とりあえず山岳ガイドの組織として立ち上げて、徐々に保全や啓蒙普及活動などの方面に手を広げていこうという結論になった。という訳で、当時フリーでガイドをやっていた佐久間と斎藤しのぶ氏(旧姓)が「山樂舍BEAR」を立ち上げることになった。
 何回かの話し合いを経て練り上げられた『ガイド組織設立にむけて』という文書には、「BEARのめざすもの」として以下のような記述がある。

 現在わたしたち山案内にたずさわるものは、マスツーリズムの機能の一部として、大量の登山客を一時期に山に案内し、場合によっては生態系の破壊に手を貸してしまっています。しかも旅行業界においても価格破壊ともいえる低料金化がすすみ、登山客を受け入れる地元に落ちるお金が減り、地域全体として見たばあい、芳しくない状況にあると言えます。このような現状を改善し、持続可能でローインパクトな登山のありかた・自然の楽しみ方を提案し、エージェントツアーをもふくめて、マスツーリズムからエコツーリズムへの橋渡し役をわたしたちは目指します。

 五年目に入ったいま、これまでの歩みを振り返ると、完全ではないものの概ね「めざすもの」に沿った活動をしてきていると言えるだろう。
 マスツーリズムが衰退の方向に進み、エコツーリズムが横ばいという現状を考えると、これからも山岳ガイドという商売はけして楽ではないとは思うが、時代の先を読みつつ、プログラムに参加してくださる方々のためにも活動を続けていきたいと、思いを新たにするのであった。

2005-12-09

今日は何の日?

いやーめでたい。実は今日は記念すべき日なんだそうです。私もつい最近知らされたばかりなのですが…。後ほど佐久間から一言あると思いますので、詳しくはそちらをお楽しみに。

2005-12-08

たっぷり旭岳

朝、目覚めると、窓の外に抜けるような青空が広がっていました。そっと東の方へ目をやると、期待通り、白く輝く旭岳。どんよりとした雲が山を隠すことが多い冬ですが、それだけにたまの快晴が素晴らしく感じられます。こんな日は一日の予定を変更して山に行くに限る、と締め切りの迫った書き物を放り出して、車に乗り込みました。

まずは、東川町内からの一枚。うちから1~2分ほどの道道沿いで撮りました。こんな景色を日常的に眺められるのですから、好きな山の麓に住むのは最高です。


続いて、忠別ダムのほとりから。長いトンネルの先にある駐車スペースに車を置き、ちょっと歩くと絶好の撮影ポイントがあります。もうすぐ試験湛水が始まるはずですが、ここからの景色はどう変わるのでしょう?


どんどんと登ってきて、これは旭岳温泉の入り口からです。温泉街もあまり奥の方へ行くと、近づきすぎて旭岳はよく見えなくなります。このあたりからがいいですね。


ここからはスキーで登ります。雪は1m以上は積もっていて十分滑走できますが、スキー場はまだ営業していないため、人はほとんどいません。ロープウェイを使わず歩いて登って滑るなんていうのは、一般的には物好きの部類ですから。

いつにもまして静かな山を、1時間半ほどかけて姿見の池まで登りきると、がんばったご褒美とばかりに旭岳が迎えてくれました。今日は風もないし、太陽は暖かいしで、旭岳を眺めながらのんびりお昼を食べることができました。


輝く太陽、広がる雪原、そしてその向こうには十勝連峰。


登りの苦労がウソのように、下りはスキーですい~っと滑り降ります。その後温泉に入って、麓の町に降りてきたのは午後3時半ころ。気分的には“昼下がり”という時刻ですが、冬至が近いこの時期、もはや夕暮れ時といっていいかもしれません。陽は傾き、山も朱色に染まり始めています。雪で白く覆われた山には、夕陽がよく似合うものです。


一日いっぱい快晴の旭岳を堪能したので、夜は締め切りと格闘することにします…。

2005-12-06

お久しゅう

10月18日以来しばらくご無沙汰していた旭岳温泉に行ってきました。7月から9月の間はいやというほど通う場所だというのに、かれこれ2ヶ月も行っていなかったとは、我ながら驚きです。

その間は、東大雪・北大雪の山に登りに行ったり、道東に山旅に出たりと、旭岳以外の山に御執心だったり、札幌や東京などの都会に魅入られていたりしたわけです。

そんな浮気者を、旭岳は見捨てることなくやさしく迎えてくれました。その証拠にほら、こんなにきれいな夕陽。

2005-12-05

恒例の

年に4回、「山楽舎BEAR通信」なるものを作成し、旭川市周辺にお住まいのお客さまにお送りしています。たかだか5ページ程度の小冊子なのですが、本業の合間にたった二人で作るとなるとなかなか大変なことです。テーマを決め、文章を書き、編集し、印刷し、発送するという作業を全て終える頃には毎回精根尽き果てています。

で、今日がその作業日でした。そして当然、あー…。疲れた…。午後1時から8時までぶっ通しで作業漬けですよ。プリンタの設定がうまくいかなかったり、MacとWindowsのフォントの違いが壁になったりで、飯抜きでがんばったのに、結局全部を終わらせることはできませんでした。続きはまた明日ということに…。素人作業は何かと大変です。

封筒の大きさに合わせて印刷物を折っている図