2007-06-27

夕張岳の花

今年の林道ゲート開放は6月26日。その翌日に早速行ってきた夕張岳で、夕張ならではのお花と会ってきました。

夕張岳の代名詞とも言える吹き通し。ここでしか見られない高山植物が数々あります。

まずは吹き通し直前の湿地帯で。ムシトリスミレ。木道からやや離れて咲いていたので、この程度の大きさにしか撮れませんでした。

吹き通しでは、エゾミヤマクワガタが少し。

ナンブイヌナズナがたくさん。

そしてユウバリソウが砂礫地の中でがんばっています。ユウバリソウはそろそろ花期の終わりに近づいてきていたようです。

もう少し早くゲートを開けて欲しい。これは登山者全ての願いでしょうね。

山楽舎BEARの最も長い一日

03:00 東川発
03:20 旭川発
07:00 夕張岳登山口発
11:31 夕張岳山頂着
16:06 夕張岳登山口着
19:20 旭川着
19:40 東川着
21:30 PCに向かって事務作業中・・・寝られるのは何時!?

2007-06-26

早起き

明日は延期となっていた夕張岳ツアー。遠く夕張まで行き、長いコースを歩くということで、当然早起きしなければならないわけです。それもいつもよりかなり早く。

2時50分起床、3時30分旭川駅集合・・・なんです。

職業柄、早く起きることには慣れています。4時くらいならよくあること。どうってことはありません。休みの日などは、「今日はよく寝た」と思って時計を見ると、まだ7時前だったりもします。でもさすがに2時代に起きることはそうはありません。

今、時計は9時を指しています。もうそろそろ寝なければ。今日行った山の様子も書きたいのですが、明日以降にお預けですね。

ではお休みなさい。

2007-06-25

高原温泉の沼・沼・沼

紅葉時にはたいへん賑わう高原温泉沼巡りも、6月末のこの季節には訪れる人もまばら。萌える新緑、残る雪、現れ始めた沼々を静けさの中楽しむことができます。

全部で11ある沼の様子を一気にご覧あれ。

土俵沼



芭蕉沼



滝見沼



緑沼



湯の沼



鴨沼



蝦夷沼



式部沼



大学沼



高原沼



空沼



大学沼の水面がまだほとんど出ていないので寂しい感じがしますが、他は残雪と水面のバランスが絶妙です。特に空沼は、融雪水がたまるこの時期にしか見ることができませんので、ぜひ一度行かれることをお勧めします。高原温泉の見頃は秋だけではありませんよ。

2007-06-23

雨と雷のニペソツ

予定されていた夕張岳ツアーが延期となったため、急遽ニペソツ山に下見に行ってきました。長く、そして登りごたえのある山です。

さすが土曜日とあって、人で賑わう登山口。いつも下見は平日に行っているので、こんなに人がいるととまどってしまいます。曇り空の中、出発。

途中ぱらぱらと雨が降ってきて、雨具を着ることになりましたが、すぐに天気は回復。天狗のコルを越えたところでトムラウシが見えました。このまま晴れてくれることを期待しましょう。

ところが、そうは上手くはいきません。歩いているうちにガスがもくもく。雨がぱらぱら。雨が土砂降りに変わりカミナリが鳴り出した瞬間、引き返すことにしました。頂上まであとわずかでしたが、カミナリには勝てません。

しばらくもどって天狗岳。雨はまだ降っているものの、山頂が見えるようになりました。ここから見るニペソツは本当、かっこいい形で眼前に迫ります。

さらにもどって前天狗。再び雨が上がり、青空が見えてきました。この後の下山中、雨は一度激しく降り、そして止みました。まったく変わりやすい天気です。

前天狗で久々にナキウサギとの再会。一生懸命何かを食べていました。雨模様の日でも活発に活動するのですね。

基本、雨模様だったものの、要所要所で展望が効き、ある意味幸運な下見となりました。山頂には行けませんでしたが、それは本番にとっておきます。

三股のルピナス

十勝三股といえば、野生化して生い茂っているルピナスが有名です。今日も何人かの観光客の方がルピナス見物をしていました。

そのルピナスの咲き具合が気になるあなたへ贈る1枚の写真。



満開にはまだ早く、つぼみのままのものも見られます。1週間ほどすると見頃を迎えるのではないでしょうか。

2007-06-22

ツアー延期のお知らせ

今週末、6月23日(土)に予定していました夕張岳ツアー。登山口へ向かう林道ゲートの開放日が遅れたため、6月27日(水)に延期することになりました。

すでにご予約いただいていたお客様には大変ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません。

定員まではまだ若干余裕があります。新たな日程でご参加いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご一緒に花の夕張岳を楽しみましょう。

レイディオを聞きながら

2泊3日の利尻島ツアー。行きと帰りにそれぞれ4時間30分の長時間ドライブ。車内を賑わせてくれるのはラジオです。

旭川から1時間くらいまではいつもと同じ局が全部聞けます。問題ありません。ところが山間部・農村部に入ると俄然電波が入る局が少なくなってしまいます。

FMはNHKだけしか入りませんし、AMにしてもNHK第一と第二だけしかありません。しかもFMと第一で同じ番組を流してたりするので、実質は2局なのです。選択肢は“演歌”か“お勉強”かの究極の二者択一!

そして私たちはNHK第二での“お勉強”を採りました。次々とやってくる英語の間に、スペイン語やドイツ語、中国語までも現れるといった具合で、頭の中は異文化コミュニケーション。初級の英語ならなんとか理解できるものもありましたが、他はいったい何の話をしているやら。

でも、わからないなりに集中して聴いていると、少なくとも眠気覚ましにはなるのですね。なにやら知的なことをしているという自己満足感もありますし。

山間部の長距離ドライブが続くこれからの季節。気がつくと何カ国語もペラペラになっているかもしれません。

2007-06-21

シェフの技

料理は下っ端がやり、おえらい方は用意ができるまでふんぞり返っている。というのが山では一般的なのではないかと思うのですが、我が山楽舎は違います。代表自ら厨房に立ち、料理の腕を存分に振るいます。

米を炊く佐久間。最高のご飯を提供すべく、水の量・火加減には人一倍気を遣います。

できあがり。この日の夕食は豚汁です。とてもおいしくいただきましたが、佐久間自身はご飯の炊きあがりにちょっとご不満な様子。 豚汁にも秘伝の味が隠されていました。秘伝なのでお伝えできないのが残念です。

明くる日の夕食は麻婆春雨。とてもおいしくいただきました。今回はご飯の出来に満足気なお顔。麻婆春雨にもとある秘伝があるようですが、これまた秘伝のためお伝えできないのが心残りです。

山楽舎の宿泊ツアーにご参加されると、シェフ佐久間が最高のディナーを振る舞いますよ。秘伝の味も盗めるかも。

2007-06-19

利尻への道

2泊3日の利尻行。一昨年夏の礼文以来、久々の北への長距離移動となりました。わくわくどきどきが止まりません。

旭川から4時間30分のドライブの後に到着した稚内。利尻行きのフェリーに乗り込みます。

稚内港上空は青い空と白い綿雲。海も真っ青。潮の香りが鼻をくすぐります。この天気なら船から利尻山が見えるかな?

はい、見えました。雲を従えた利尻山の勇姿。明日はこの山に登ることになるのか・・・

利尻の港・鴛泊から今日の宿泊地となる北麓野営場までは、徒歩。普通はタクシーなりを使うと思いますが、徒歩。ちょっとした足慣らしですから、気合いを入れて歩きますよー。

と思ったら、通りかかった地元の宿の方が声をかけてくれました。おかげで車に乗って楽々野営場まで。マルゼンさん、ありがとうございます。


利尻山への登山口ともなっている北麓野営場。林に囲まれた静かなキャンプ場です。早朝と夕方、登山者がひっきりなしにテントの脇を歩きすぎること以外は、最高の環境と言えるでしょう。

今日は一日良い天気でしたが、明日はどうなる?結果は山行報告で。

2007-06-18

劇終わる


6月16日の夜、旭岳の開山際「山の祭り」が行われ、いまや恒例となった劇団「姿見座」による環境教育劇?が上演された。
今年の劇のタイトルは「不都合な現実 姿見編」。聞いてわかるように、地球温暖化を扱ってヒットしたアメリカ映画を文字ったもの。いかにして大雪山が温暖化の影響を受けつつあるのか、そして私たちが出来ることはないのか、という重いテーマを、ベタなギャグを交えて面白可笑しく演じた(つもり)。
例年どおり、本番に弱いメンバーもいて、始まったとたんに台詞を忘れて、後ろから「天の声」が聞こえたりはしたが、なんとか演じきって、参加者から暖かい声援を受けて終了した。

高原温泉

高原温泉沼コースを回ってきました。→もっと読む

暑寒別岳の花々

山開きを来週に控え、暑寒別岳はすでに花で満たされていました。花に出会えるのは箸別コース7合目の雪渓を越えてから。

最初に目につくのは、相変わらずきれいなシラネアオイとハクサンイチゲ。どちらも今が盛りではないでしょうか。

ミヤマアズマギクもほぼ満開。

咲き始めてきたハクサンチドリ。紫の濃い花色がよく目立っていました。

何輪か気の早いのが咲いていたシナノキンバイ。

チシマフウロもほんの二株だけ花を咲かせていました。

来週の山開き時にはさらに咲きそろった花々を見られそうですよ。

2007-06-17

山から海から

最高の快晴の空の下、登ってきた暑寒別岳。山頂からの景色も良いのですが、下から見上げるのもまた美しい山です。

箸別コース登山口に向かう高台から見ても良し。

留萌市黄金岬から日本海越しに見ても良し。

登って眺めて暑寒別岳を味わい尽くす1日でした。

2007-06-16

天気のいたずら

午前6時旭川発。快晴。
午後5時旭川着。快晴。
旭川は一日いいお天気だったようです。

午前7時40分天塩岳登山口。小雨。
午後12時天塩岳山頂。霧。
天塩岳は一日ガスの中でした。



天塩岳は旭川から車で1時間強の近場だというのに・・・
いったい何故?
今日旭川で過ごした人に、天塩岳で雨が降ったと言っても信じてくれないんじゃなかろうか。

2007-06-15

金山コースから夕張岳へ

「長い、つまらない」と評判の悪い夕張岳「金山コース」を歩いてみた。
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ユウバリソウに会いたくて

夕張岳に咲く固有種、ユウバリソウの咲き具合を確かめに行ってきました。

この時季、夕張側の林道ゲートはまだ解放されていないため、反対側の金山コースから登ることとしました。「長い・単調」と評判の高いあのコースです。

歩いてみると、実際長い!単調!変化の少ない樹林帯を延々と歩くことになります。さんざん歩いて小夕張岳に到着するも、まだ道半ば。夕張岳はまだ遠い。この後は再び樹林帯へ。

まるまる5時間歩き、ようやく到着した夕張岳山頂。疲れ果てた男の背中。

金山コースと大夕張コース との合流点は吹き通しのすぐそば。樹林帯へ向かう前に、ユウバリソウの様子を確かめましょう。


あった、ありました、咲いていました。まだまだ咲き初めという感じで、これからどんどん見頃に近づいていく様子。ツアー本番が楽しみです。

2007-06-14

早朝の世界

朝3時43分の旭川。日の出を5分後に控え、すでに明るくなってきています。普通の生活をしていると、あまりお目にかかることがないかもしれない早朝の世界。

こんな時刻に起きるようになると、いよいよ夏山シーズンです。

2007-06-13

暑寒別岳で涼をとる

またまた天気が良く暑い一日。暑寒別岳へ行ってきました。好きな山ではあるのですが、今日みたいな日は登山口の標高の低さが難点です。・・・だって暑いんですもん。

箸別コース登山口へ向かう林道。平坦な台地の上を山に向かって走ると、これからあの山に登ってやるぜ、という気分が高まってきます。

登山口から7合目までは変化の少ない林間歩き。でもひたすらがんばって登れば、7合目から先はほとんど別世界となります。花と景色が迎えてくれるのです。

目立っていた白い花はハクサンイチゲ。 呆れるくらいたくさん咲いていて目を楽しませてくれます。

今年初めて見ましたから、記念にぐっと寄ってみましょう。

暑い暑い一日で4合目くらいまではダクダクの汗が止まりませんでしたが、標高が高くなるにつれ風が強くなり、山頂では寒いほど。風速は平均で10m/秒。雨具を羽織って休憩していました。

ここからの景色は文句なしにいい!群別岳が特に素敵です。下るとまた暑そうですし、涼を求めてしばらく山頂でのんびりしていました。

朗報!
暑寒別名物の「蚊」はまだほとんど発生していませんでした。1~2合目にわずかにいた程度。暑寒別岳に登るならまさに今ですよ。

2007-06-12

天塩岳の花は一足早い

朝から快晴の今日、天塩岳へ行ってきました。他の山より花の咲き具合がかなり早い印象。今年の天塩岳の山開きは6月3日。それから10日も経っているのですから、当然なのでしょうか。全山花で覆われていましたが、特に目を惹かれたのが前天塩岳です。

チングルマや、

ミヤマキンバイや、

イワウメなどが目立っていました。いずれも今年初めて見る花ばかりです。

高山帯にも花の季節がやってくるのですね。これだけ暑い日が続いてますしね・・・。

そして一部の方から熱烈な人気を博している西天塩岳。雪が途切れているので登るのは無理そうです。来年もう少し早い時期に山頂を踏んでみたいですね。

2007-06-10

南国旭川

昨日の天気予報による各地の最高気温。
 旭川:27度 (まあこのくらいは)
 東京:22度 (意外と涼しいのね)
 那覇:26度 (え?ええっ!)
他の都市を見渡しても旭川より高い気温は見あたりません。旭川が一番?こんなこともあるのですね。

そんなわけで日本でもっとも暑かったかもしれない今日の旭川。路傍の気温表示計によると午後2時で29度!山に登っていても汗だくでしたし、山開きを前に夏を先取りと言ったところでしょうか。

2007-06-08

扇沼山は(やや)花盛り

俵真布林道から入る扇沼山へ下見に行ってきました。この時季の扇沼山は本当に良い山なので、何度でも行きたくなります。登山道は7割がた雪に覆われていますが、山頂部はすっかり植物が顔を出し、花を咲かせているものもあります。

一番目立つのがキバナシャクナゲ。あたりを見渡すとかなりの数が咲いています。

地面に顔を近づけると小さなお花たちに出会えます。ピンクの星型はミネズオウ。

黄色の壷型はウラシマツツジ。

白い球形の花に赤い萼が鮮やかなコメバツガザクラ。

しばらく低い姿勢のまま花を愛でていました。

下界は暑く、中腹はまだ雪、山頂部は春の花が咲いている扇沼山でした。

2007-06-06

春の三国山

昨日登ってきた三国山。朝から快晴で暖かく、登山口までは約2時間の快適ドライブです。

登山口は三国峠にかかるトンネルの上川側にあり、道路の脇から入っていきます。三国峠まで来たのは昨秋以来、ひさしぶりのことです。

前半の登山道は沢沿いの道。左岸の斜面にべったりと雪が残っていて、右岸に渡れば夏道、左岸に渡れば雪のトラバース、という感じで遡ります。

上二俣から上部の沢は完全に雪の下。こちらのほうがはるかに登りやすい状態です。稜線に出ると雪は消え、完全に夏道。

大分水点から見た三国山。なかなかかっこいい姿です。ここから山頂までは10分程度。

そして青空の山頂に到着。所要1時間半。 山頂からの展望は言うこと無し。まずは武華山・武利岳。その左に北大雪の山々、

ついで表大雪。黒岳から旭岳まで見えています。

さらに左、音更山・石狩岳・ちょっと離れてニペソツ山。

さらにさらに左、広大な十勝三又カルデラとその奥にウペペサンケ。

もっと左、クマネシリたちとピリベツ。

で、もう少し左を見ると、北見富士が間近に見え、再度武華山・武利岳となり360度一周完成です。ツアー本番は今週末。またこの展望が得られることを強く期待します。

2007-06-05

初シャクナゲは三国山で

今日も気持ちの良い青空が広がっていた、三国山の下見。

登山道の脇を流れる沢に、おなじみリュウキンカ。

登山口から山頂までほとんど花が咲いていない中、山頂にはこの黄色い花が待っていました。今年初めてお目にかかるキバナシャクナゲです。咲き立てでまだ瑞々しい感じ。

これを見ると夏山シーズンがやってきたなあ、と感慨深くなります。

扇沼山

扇沼山へ下見に行きました。→もっと読む

2007-06-04

太陽の力

暖かな日は気温25度を超え夏日になることもある今日この頃。山では雪解けが急激に進み、ほんの2~3日あいだを空けただけで景色が一変してしまいます。

5月31日と6月3日の沼ノ平の様子をご覧あれ。

5月31日、三十三曲がりコースと滝コースの分岐点。 道標はまだ雪に埋もれています。

6月3日、同地点。道標は完全に現れ、周囲の地面も見えています。

5月31日、六の沼。所々に木道が見えています。

6月3日、同地点。木道は完全に現れ、むしろ雪の部分がほとんどなくなっています。

5月31日、六の沼越しに安足間岳方面。奥の方に水面が現れつつあります。

6月3日、同地点。ところどころに雪が残るものの、水面はほぼ出ています。

ほんの3日の間にこれだけ雪が解けています。山開きを数週間後に控え、これから山はどんどん夏山になっていくのですね。

2007-06-03

土日快晴

お天気に恵まれた週末。大雪山は土曜・日曜と快晴が続きました。おかげで山楽舎BEARのツアーも大成功。

6月2日(土)小化雲岳ツアー。

6月3日(日)沼ノ平ツアー。

雲一つない快晴!土日ともに快晴になるなんて、いったいいつ以来でしょう?週末にこれだけ晴れてくれると本当にありがたいものです。毎週快晴なんて贅沢はいいませんから、せめて・・・。

2007-06-02

天人峡、紅白の花

天人峡から滝見台までの登り道は、いろいろな花が咲き始めてきているところです。

薄くて儚げな花が魅力的なサンカヨウ。

ツバメオモトは登山道上部で咲いています。下部のものは蕾の状態。

咲きかけのミヤマエンレイソウ。

足下を注意しながら歩いていると、気づかずに通り過ぎてしまいがち。頭上にはオオカメノキ。

やや遠いところに目立たずにコヨウラクツツジ。白い花が目立つこの時期、小さいながらも赤い花を見るのは新鮮なものです。

滝見台までは約1時間の道のり。春のお花を愛でにお散歩などいかがでしょうか。