ハイマツが大好な私。ここでも何度も記事にしていますが、また大特集させてもらいます。だって好きだから。
受粉から丸一年。一冬を越してしっかり実を肥らせたハイマツの実。
脂肪分など、栄養豊富であるらしく、様々な動物の餌として活躍しています。これはおそらく(ギンザンマシコとか)鳥が食べた跡。
ぼってりとした球果の中に多数の種子が隠されています。
一つ一つの種子はこんな感じ。鳥はこの部分だけをほじくり返して効率よく食べていますが、クマはそんな器用なことができないので、球果ごと食べてしまいます。で、ほとんど消化できずに出すと。
固い外種皮、薄皮の内種皮を取り除くと、灰白色の胚乳が現れます。山を歩いているとハイマツの球果はよく目にすると思いますが、ここまで見ることはあまりないかもしれません。
ハイマツは花も実も本当に愛らしいですよね。これから始まる秋の紅葉シーズン。ナナカマドやダケカンバの艶やかな色を楽しむついでにハイマツも見て、その隠れた魅力にメロメロにされてみてください。
1 件のコメント:
「これはおそらく(ギンザンマシコとか)鳥が食べた跡。」
これはホシガラスでしょう。ギンザンマシコはこういう食べ方をしない。
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