昨日札幌で行われた登山道講演会に、代表の佐久間と一緒に参加してきました。
講師の福留さんは近自然工法による登山道修復の第一人者。大雪山でも問題になっている登山道侵食に対して、どのように改修すればよいのか、いまどのような改修が行われているか、たくさんのスライドを用いて説明してくれました。
その方向性を簡単にまとめると、伝統工法と自然科学の融合というような感じ・・・でした。そうすれば、生態系を回復し景観の質を高めることと、利用者の便宜を図ることが両立できるんだそうです。今後の登山道整備のスタンダードになるかもしれない、と思わせる内容でした。
一番印象的だったのは、屋久島の石組み登山道。まわりの景観にとけこみ違和感を感じさせず、さらに「和」の雰囲気をも醸し出すという離れ業。海外からきた登山者に好評を博しそうで、どんどん売り込むべきだと思いました。
今日は環境省主催の登山道関係の会議にオブザーバーとして出席してきます。そんな訳で、めずらしく正装してます・・・。襟のある服を着るなんていつ以来だろう?
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