エゾリスが木の枝でなにやら食べていました。この木の根本にエサ台が設けられているので、そこから美味しいものを持っていったのでしょうね。この後、スノーシューで散策している途中、斜面を駆け回るリスを見ることもできました。足跡もたくさんありますし、リスでにぎやかな嵐山です。
東川町からの旭岳。見慣れた遠望。この辺から「さあ登るぞー」と徐々に気合いが入っていきます。
忠別ダムからの旭岳。やや近づきます。
旭岳温泉への道すがら。秘密の場所からの一枚。どこから撮ったかわかりますか?あまり見ない距離・角度の旭岳です。
ロープウェイ姿見駅から出ると、目の前にどーんと広がる旭岳。何度見ても圧倒されます。冬は特に。今日は噴煙も控えめで山を眺めるには絶好の条件です。
てくてく登って8合目から。6.5合目まではスキーでらくらく直登できました。風で堅く締まった雪にシールがきゅっきゅっと効きます。
9合目上の肩から、山頂への最後の登り。いったいなんという青さでしょう。たまにこんな景色に出会えるから山登りはやめられません。
そして山頂。所要2時間、ちょうど夏の倍かかる計算です。スキーの重さに耐えよくがんばった!感動した。気温は-12.8℃。さすが2290mの山頂、暖かな日でもこの気温。
山頂からの風景1。山頂から爆裂火口を見下ろす。高度感にがくぶる。
正反対を向いて白雲岳。
右向け右でトムラウシ。
最大瞬間風速31m/sを記録した翌日。吹雪のあとの木々は真っ白く雪化粧しています。広葉樹を縫うように尾根をたどります。
広く見晴らしの良い尾根が続きます。歩いているうちにぐんぐん気温が上がり、一枚脱ぎ二枚脱ぎ。手袋も必要ありません。
途中までは木々に遮られている山容がようやく拝めます。ここまでくれば残る行程はあと30分ほど。どんな山頂が待っているかな?
ちょうど二時間で山頂に到着。盤渓山604m。この山のすごいところは、
山頂の高度感と、
札幌市街の抜群の展望です。やや雲が低くたれこめているのが残念ですが、それはツアー本番に期待しましょう。
駅舎を10mばかり離れると、一歩踏み出すごとにここまで埋まるようになります。ちょっとわかりにくいかな・・・?
離れて見るとこんな感じです。腰のあたりまで雪で来ているのがおわかりでしょうか?しかもこの雪が堅くて重いんです!ぐさ・めり・ずぶ・ぐさ・めり・ずぶずぶ。と音をさせながら歩くことになり、砕氷船にでもなった気がします。
目指す山頂まで標高差は約600m。積もりたての雪に飾られた木々に心癒されながら登ります。とにかく登ります。延々登ります。
傾斜が緩くなると山頂は間近。尾根も広くなり、木もまばらになり、これでガスが無ければ・・・
山頂は他より一段小高くなっていて、いかにも見晴がよさそうです。視界はまったく効きませんでしたが、方位角にして10°~160°まで何にも遮られることなく開けていました。どんな景色が見えるのでしょう。