2009-05-17

春と秋の紅葉

芽吹いたばかりの若葉が、秋の紅葉のように見えることを、俗に「春紅葉」と言うそうで。葉を緑色に見せるのは葉緑素の存在だそうですが、それがまだ充分にできていないために起こる現象なのだとか。

東大雪の低山のすそ野でそんな春紅葉を眺めていて、ふと思いました。「屋久島で見た景色と似ている」。

帰宅して写真を探してみると、ありました。一昨年の11月末の写真が。11月末の屋久島は紅葉真っ盛りの季節。と言っても紅葉する樹種はわずかしかありませんが。

見比べてみると確かに似ています。緑の中に、薄く色づいた葉がわずかに存在する感じがそっくりです。季節も場所も樹相も全く違うのに、ぱっと見の印象が似るとは面白いものです。

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