地形図(+コンパス)、カメラに並んで、山に入るときに欠かせないものの一つとなっているのがフィールドノート。フィールドで使うノートということで日本語では野帳ともいうようです。
山に入った日付、目的地、天気、気温、風速、出発・到着・各ポイントにおける時刻、発見したこと、気になったことなどを1日あたり1ページに書き入れています。特に重要なのが時刻で、これによって過去の山行の所要時間がわかり、数回の山行を平均して歩くペースの目安としています。市販のガイドブックやガイドマップにも所要時間は書いてありますが、(自分にとっては)それよりはるかに正確なデータがフィールドノートから得られるのです。
この度、買い置いてあったノートを全て使い切りました。2004年6月から2012年1月までの約7年半で使ったノートは14冊。1冊約90ページとしてざっと計算すると、年間170ページ程度使用していることになります。つまり1年のうち半分ちょっと山に入っているということで、まあ感覚的にもそんなものかと。
それだけデータが蓄積されてきたのかと思うと感無量になります。この情報を有効活用するためにも、スキャンしてデジタル化してクラウドに上げておきたいと思っているのですが、14冊×90ページ=1260ページ分となると、さすがに手間が・・・。暇をみつけてチマチマやりましょう。
写真を撮ったついでに初期のノートからペラペラめくってみると、あんな山に行ったなーとか、こんなこと考えてたんだなーとか、様々なことが思い起こされます。ある意味、写真以上に記憶が刺激されるのです。
で、今回新たに注文したフィールドノート。今まで黄色一筋できましたが、ものは試しと、売っている全色を一冊ずつ購入してみることに。一色で揃っているのも壮観ですが、色違いもきれいですね。これからもたくさんの山に行ってどんどんデータと思い出を積み増していきたいものです。
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