登山口の標高が540m程度と低いため、湿原に至るまでは紅葉というよりも夏の名残が色濃い雨竜沼。今日は特に太陽の陽射しが強く、汗をかきながら登ってきました。
標高850mの湿原まで行っても、ダケカンバをはじめとする木々はまだ青々としていて、一見紅葉とは無縁のよう。
それでもよく見ると、池塘を囲む草本はあるいは枯れあるいは色づき、草紅葉の景色がどこまでも広がっていることに気づきます。
草紅葉の中を通り抜ける木道。
青空を映す池塘の奥に草紅葉。
展望台から見下ろす湿原の姿。浮かぶ綿雲。
草紅葉の主役はこれ。ナガボノシロワレモコウ。すでに真っ赤にお色直ししています。これで、湿原を取り巻くダケカンバが黄色く色づいたら、さぞきれいな秋景色になることでしょう。
あまりに天気が良いので、湿原から先に足を延ばして南暑寒岳まで行くことにしました。ちょうど写真中央が南暑寒岳。右の塊が暑寒別岳。
距離はあるものの標高差はわずか300m強。ガシガシ歩くとすぐに到着です。ここから見る暑寒別岳の見事さといったら。見とれるほかはありません。山頂直下がわずかに色づいていた暑寒別岳。紅葉時にはこの景色も素敵な色合いになるのでしょうね。
最高の快晴の中、涼しい風を浴びて、山を見ながら、ゆっくりと休憩してきました。
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