2008-03-05

リフトを使って天狗岳

一般的に冬山は夏に比べてアプローチが長くなるものですが、この山は違います。夏には使えないリフトに乗ることで、はるかに楽して山頂に立てるのです。北大雪スキー場のある山、天狗岳に行ってきました。

3月に入り、平日も営業するようになった北大雪スキー場。1回券を2枚買い、第1リフト・第2リフトと乗り継ぎます。とろとろと遅い動きですが、歩いて登ることを思えばありがたさが先に立つもの。

第3リフトは土日だけしか動いていないので、そこが今日のスタート地点となります。淡々と登っていくと、おお、意外に青空が広がっていますな。山頂からの絶景も期待できます。

第3リフト終点から、反射板の立つ小天狗まではものの5分。ここからは展望の稜線歩きとなりますが、あれれ、さっきの青空はいずこ・・・?

天狗岳も雲に隠れてしまっています。歩いているうちに晴れてくれることを願いましょう。

今日一番の急登は前天狗への登り。右側の樹林帯に夏道がついていますが、細い上に急な直登なので、スキーには適していません。うるさい灌木を縫って右へ左へ標高を稼ぎます。

前天狗からは一転して快適に歩けるように。やがて、広い稜線の先に天狗岳が見えてきます。

夏に鎖が垂らされている急登の辺りでスキーを脱ぎ、ツボ足で山頂まで。いつ来ても尖っていて格好いい山頂です。できれば景色が見たかったのですが、それはまた今度のお楽しみ。

帰りは、待ってました!小天狗から駐車場までの標高差600m以上を一気に滑り降ります。雪は少なめで、深雪を楽しむというわけにはいきませんでしたが、登り返しのない爽快な滑降を堪能できました。

0 件のコメント: