2010-01-11

またしても、ヤラレタ!

ここでもここでも書いたように、勝手に山頂標識をつけるのはマナー違反であるというのが私の立場です。

でも、またしても新しい犠牲者(山)が発生してしまいました。痛ましい犠牲となったのは・・・

三等三角点・鷹泊。

そして、旭川最西端である標高点639m。

江丹別峠から出発し、ゆるやかな尾根を歩いてこの二か所をたどるのは、一昨年から山楽舎BEARのツアーに登場した人気コースです。何度か訪れましたが、2008年3月20日まではこれらの標識は確実に存在していませんでした。

なんかこんなのばかりです。ウチでツアーを始めたときには無かった標識が、1~2年経つとつけられているのです。ちょっと思い出すだけでも、上忠別山しかり、ピウケナイ山しかり。もう、お願いですから、冬山くらい静かに楽しませてください。

しかも悪質なことに、この二つの標識は、立木に釘で打ち付けられていたのです。標識だけでなくわざわざ釘と金槌を持って登ってくるのですから、開いた口がふさがりません。時間が許す限りこういうご新規標識は取り外すことにしていますので、悪しからずご了承ください。

2 件のコメント:

もっち さんのコメント...

野次馬根性ですいませんが、639m標高点の標識にはなんと書いてあるのでしょうか。
旭川最西端なんて書いてあったら、1/100くらいは私にも責任あるかしら。

私は、まだこの問題をどう考えたらよいか結論が出ていません。

何歳の誕生日記念とか、自分の歌を書くとかはうるさくていやですし、釘で立木に打ち付けるなんて言語道断です。
しかし、例えば冬路山の小さな標識は許せてしまうし、設置権者(誰それ?)が設置した物でも馬鹿でかいもの、設置者の名称のうるさいものなどは嫌いです。
山の大衆度にもよりますが、夏なら三角点標石があればそれでもう十二分なのではないかと思います。

記念写真を撮りたい人は紙に書いて持参すれば良いし、天気が良ければ展望写真で登頂記念になるし。
山に登ること自体が自然にダメージになることも多いので、それ以上の余計なことは遠慮すべきと考えています。

DOEI Takuma さんのコメント...

639m標高点の標識はびっしりと厚い氷が着いていて読むことができませんでした。

普通に考えれば、あんなところに標識をつけるのはおかしいですよね。
だって、特に目立つところのない単なる尾根の一部でしかないんですから。
もっちさんが注目する前は、あそこを通り過ぎることはあっても目的地にすることはなかったのではないでしょうか。
ウチの山行記録を見て行った人があんなことをしたのではないか・・・と思わざるを得ません。

毎冬こういうイヤな気持ちにさせられるんですよね・・・。