伊阿根山からの下山途中、私たちに先行するように真新しいウサギの足跡が続いていました。最初のうちはごく普通のよく見る足跡だったのですが、ある時点でいきなり足跡の間隔が広がり、いかにも急いで走っていますといわんばかりに。走っているというよりは跳んでいるというほうが近いかもしれません。あまりにも間隔が広いので、思わず長さを測定してみました。
ほぼストックの長さと同じだけ跳んでいることがわかります。ストックの長さは115cm。手元の図鑑によるとエゾユキウサギの頭胴長は50~58cm。その倍以上の距離を跳ぶのですからたいしたものです。
いったいどうしてこんなに急いで駆け下りていったのでしょう。他の動物の足跡はありませんでしたから、何かに追われていたわけではなさそうです。・・・それとも何かいいことあったのでしょうか?
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