白雲小屋でしばし休憩して、寝床を整えて、荷を軽くしたら、白雲岳へ向かいます。
急斜面を避けて夏道よりも大きく右に迂回しながら登っていきます。振り返ると白雲小屋の奥にトムラウシが見えています。
ここまで登れば白雲岳の火口底までは一直線。さて、幻の湖は現れているでしょうか・・・?
あった!ありました!きれいに出ています。
取り合えず山頂に登っちゃいましょう。高いところから見るほうがきれいですから。
ほら。目線を高くすると空の青が映ってきれいに見えます。後に控える東大雪の山々も良い感じ。
火口壁を伝うようにもう一登り。
白雲岳山頂到着!ここから見るトムラウシは絵になりますね。
先ほどとはまた少し違って見える幻の湖。
旭岳方面を眺めると、ご存じ残雪とハイマツのストライプ。まだ雪の方がはるかに多いですが。
ひとしきり写真を撮ったら、雪を伝って湖の畔まで行ってみます。間近に見るのもきれいですね。
水の底には植生が見えています。湖が干上がり夏になると、ここはイワウメのお花畑となるのです。
さらに雪を伝って山頂の反対側へ。(マナー的に)雪が繋がっている時にしか来られない場所なので、あまり見ない角度の白雲岳です。
後を振り返ると、はるか下方に白雲小屋が見えていました。ここ、一直線に滑って降りられたら楽でしょうねえ・・・。
で、降りちゃいました。たぶん今年最後のスキー滑降。一気に滑り降りて気持ちよく締めることができました。
夕闇迫るトムラウシ。結局今日は誰も小屋に来ないようです。この風景を独り占めできるなんて、この上ない贅沢ですよね。
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