上高地から横尾までは車も入ってくるし、言ってみればまだ下界の一部のようなもの。道産子登山者を驚かせないためのウォーミングアップに過ぎません。涸沢ヒュッテからが本番です。
横尾から3時間。ここまで来ればさすがに「山」ですし、さすがに「山小屋」です。ここ涸沢ヒュッテは、北海道最高峰旭岳よりも高い標高2300mにあります。
受付を済ませるとこんなチケットをもらえます。新館・本館・別館と三棟あり、本館は二階建て以上あり、しかも部屋が複数あることがわかります。もうこれだけでめまいがしてきそうです。
本館の靴箱。整然と並べられた登山靴たち。
同じく本館。これが噂の乾燥室?ストーブが置かれ、服などを干せるようになっていました。
本館二階・北穂の間。天井はやや低めですが、清潔で快適な部屋です。
新館・本館の間にある売店。山奥にこんなのがあるなんて、ちょっと感激。
メニュー表。缶ビールはもちろんジョッキで生ビールをいただけてしまうこの贅沢。食べ物も各種取りそろえられています。
頼んだ生ビールとおでん。この夏はよく頑張りました、ということで佐久間と乾杯。おでんは涸沢ヒュッテの名物だそうです。
売店横のテーブルから、賑わうテラスを眺めます。晴れている日は本当に気持ち良く過ごせる場所でしょうね。
新館地下の食堂。夕食の準備が粛々と進められています。山の中で泊まるというのに、自分で食事を作らなくて良いのは素晴らしいことです。ほんと。今回は水も作らなくて良いですし・・・。
今日の夕食。下界でなら「ごく普通」という評価になるのでしょうけど、山の中では「最高!」と言わざるを得ません。そういえば私にとって、営業小屋で出していただく夕食を食べるのは初めてです。記念すべき一口目。ありがたやありがたや。
2 件のコメント:
えっ~~小屋の食事食べるの初めてなんですか(^^
ほんまや~記念すべき日でしたね~♪
ここのおでんを食べて見たいけどいつも食べれなかった様な・・・
初めてでした。
そもそも営業小屋に初めて泊まったのが昨年の11月でしたから。
もうずっと頭の中で想像が膨らんでいて、それがようやく実現したという感じでした。
でも、生ビール飲みながらおでんつついていると、どんどん山にいる気がしなくなってしまいますね。
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