2011-08-12

山小屋&山小屋ぐるめ 3

標高ほとんど3000m。岩山の間の狭いコルに築かれた穂高岳山荘です。

涸沢岳方面から見下ろすと、よくもまあこんなところに、という思いが強くなります。建っているというよりはへばりついている感じがします。

入口側全景。前庭の石畳が素敵。

石造りのテーブルとイスが設えられていて、みなさん思い思いのひとときを過ごされていました。

中に入って、受付カウンター。結構早めに到着したのですが、受付を待つ人の列ができていました。ちなみに受付にいた女性の方は、幼い頃佐久間のザックに入れられて山荘から下山したことがあったのだとか。

受付隣の売店。飲料水は無料でもらえます。お湯は200円でした。

遅めのお昼はカレーライス850円、缶ビール600円で。横尾山荘よりも具が大きくて値段も安いってどういうことでしょう?

ストーブを取り囲む談話スペース。

その隣には図書スペース。ともに居心地良さそうな素敵な場所です。でも残念ながら、ずっと人でごった返していて、座る場所を探すのも本を選ぶのも一苦労でした。オフシーズンなら快適でしょうね。

割り当てられた部屋は「立山」。布団一枚に二人寝るよう指示されました。何かで聞いたことがあります。これぞ本州、これぞ北アルプス、これぞ穂高、ということでしょうか。ハッキリ言って狭すぎて不快ですが、どこかワクワクしている自分もいました。結局そんなに混まなかったらしく、一枚に一人で寝ることができたのですが。

お食事はこんな感じ。涸沢ヒュッテと比べて食堂スペースが狭いようで、食事は交代制、部屋毎に呼ばれたら食べに行くという仕組みでした。じりじりと自分たちの順番を待つ時間。部屋の中に一体感が生まれたのは面白い体験でした。

2 件のコメント:

さんきら さんのコメント...

槍から縦走した時に、部屋は混みこみ、寝られずこの読書ルームにお布団持ってきて隅で寝ましたが、窓から15夜のお月さん、明るくてなかなか眠れず・・・
思いだしました~~(^^;

DOEI Takuma さんのコメント...

そんなことしてもいいんですか!?
さすが慣れている方は違いますね。

どんなに建物や食事が良くても、詰め込まれて寝るのは・・・
やっぱり大雪山の方が落ち着きます。