旭川市と深川市の境界線をなす山、幌内山に行ってきました。前々からいつか行こうとは思っていたのですが、先日冬路山から見た姿がきれいだったことと、冬路山の雪質がたいへん歩きやすく、すぐそばにある幌内山も楽に行けるだろうということで、一気に気分が盛り上がったわけです。
前日地形図を眺めて、いくつか登山口候補を選定。その中から除雪状況・駐車スペース・山頂までの距離を勘案してほぼ真南から入山することになりました。
取り付きがやや急登ですが、すぐに緩やかな尾根となります。早速現れる送電線をくぐって先へ進みます。
思った通りよく締まって歩きやすい雪です。降りしきる雪の中、ガンガン進みます。途中、埋もれた看板を発見。地形図に出ていない林道があるようです。
急な登りはほとんどなく、あってもなんとかスキーで直登できる程度。3時間弱で平らで広い山頂部に到着。
赤テープもないし山頂の標識もないし、静かでよい山だなーと思っていたら、やっぱりありました。手製の標識が。ご丁寧にネジ止めされています。全くもってこういうものを設置する人の考えが理解できません。
雪が激しく降り続けているので、そうそうに山頂を辞そうかと思ったその瞬間、雪雲の向こうにちらりと太陽の姿が透けて見えました。
と、思うが早いか、雲に切れ間ができ、青空も現れてきました。さっきまで真っ白で何も見えませんでしたが、今や鷹泊方面の稜線が確認できます。もっと晴れれば冬路山も見えるのですが・・・
しばし景色を楽しんで下山にかかります。途中のピークからもなにやら山並みが見えています。やっぱり少しでも景色が見えると気分が全然違うものですね。
この後、気がつけば再び雪雲に巻かれてもうもうと降り始めました。山頂部にいるほんの数十分だけ晴れてくれたんですね。ありがたいことです。
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