週末のツアーの下見に富良野岳山腹にあるホコ岩まで行って来ました。
今日はたまたま予定が空いていただけなのですが、たまたまこんなド快晴の日に当たりました。最高!と嬉しくなると同時に、明後日のツアー本番までこの天気が持つだろうか・・・と心配にもなります。
歩き出しからしばらくはエゾマツの森。真っ白にこんもりと積もった雪がエゾマツを飾っています。太陽の光を浴びて一層きれいに。青空を背景にしてさらにきれいに。こんな景色を眺めながら登るとあっという間に標高が稼げてしまいます。
やがて高木の密度が低くなり、その間から遠くに旭岳が見えてきました。
さらに標高を上げるとエゾマツがなくなりダケカンバ帯に変わり、そのダケカンバもまばらになっていきます。すっきりと見渡せる景色は上富良野から美瑛方面。
そして間近に十勝岳。ここから見る十勝岳は美しすぎます。
徐々に尾根が細くなり斜度も増していきます。進む方向にちょうど太陽がかかり、昼間の日の出を楽しみつつ、最後の一登り。
振り向くとなかなかの高度感。雪質は適度に締まり、スキーで登りやすい感じでした。
いよいよホコ岩が間近に迫ってきます。背後から低い陽光が射し、雪の斜面に微妙な陰影をつけています。
急登を終えると突如として開ける視界。平な原に控えめな風紋。
快晴の空の下、わずかに湧き出した低い雲。雲の背後には芦別岳。
平原を進むと、眼前に見えるは富良野岳。夏道から見るたおやかな姿とは全く異なる荒々しい表情です。
さらに進んで小ピークへ。振り返るとホコ岩。一応ここが今日の目的地です。
上ホロカメトクを中心に、十勝岳・三峰山。見事な景色。風も全くなくいつまでもここで過ごしたくなる好天です。しばらく景色を堪能して下りにかかります。
帰りはベベルイ川の谷に入り一気に滑って下ります。下りきって見上げるとホコ岩は雲の中。いい頃合いに降りてきたということでしょうか。
気持よく過ごした一日。あとはツアー本番のお天気が気になるところです。
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