目的地は、桂月岳。黒岳石室のすぐそばにある、ちょっとした丘のように見える山。急げば10分とかからずに登れそうに見えること、石室までは年に何度と無く訪れること。だからいつでも登れる気がして、ついつい登らずにいてしまったのでしょう。
今日は何故か登る気が心の奥底からムクムクと湧き上がってきました。ツアーの最中だというのに、トイレ休憩の間にちゃっちゃっと往復してくることにしたのです。時間がない!走れ!
で、あっけなく山頂。あっという間のことでした。山頂は岩がちで、美瑛富士にちょっと似ている気がします。
見晴らしの良い山頂からは、いつもと違った景色が。険しい崖が突き上げているのは見慣れぬ黒岳。
石室の背後には烏帽子岳から白雲岳の連なり。
白水川の流れを正面に。
ちょっと角度を変えるだけで、いつも見慣れた景色がぐんと違うものになります。山頂もなかなか居心地良さそうで、こんなことならもっと早く登っていればよかったと反省することしきり。桂月岳を目的地にするツアーもありかなー。
4 件のコメント:
土栄さんって、ピークハンターではないですよね。
私は高いところは庭石の上でも登りたい方ですけれど。
どうやらそのようです。
景色が良くて気持ちよく歩けさえすれば、そこが山頂かどうかには関心ないんですね。
登って向こう側に下りられるならまだしも、上った道を下らなければならないなら、山頂を目指すことに躊躇してしまいます。
柏瀬祐之さんの「山を遊びつくせ」を読んで以来、山頂にはそんなにこだわらなくなったのですが、それでも、遊びつくそうと、そこにあるはずのものを調べて探してと、余裕がないんですよね。
多分著者はそんな気はなかったと思いますが。
ゆったりとイキタイなあ。
私はササさんから影響を受けて、いろいろ調べることの楽しさを知りましたよ。
山の楽しみ方にもいろいろあるものですね。
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