12月2日(火) 快晴
小豆島から姫路・大阪と経由して、阪急嵐山駅に到着したのは21時。昼日中なら観光客であふれかえっているはずの嵐山も、こんな時刻となっては誰も歩いていません。渡月橋ですらすれ違う人もなく寂しいものです。
北海道の家は、暖房をガンガン焚き窓も2重だし壁には断熱材がたっぷりなので、冬でも暖かい。対して本州の家屋はそのいずれもが欠けていて、室内が寒い。これはもはや国民的常識で、私も頭ではわかっていました。わかっているつもりでした。でも、実際に体感してみると・・・寒くてかないません!あんな部屋で冬を越すというのですから、本州の人は寒さに強いに違いありません。ぶるぶる。
そうは言っても陽が昇れば暑いほど暖かくなるのが北海道との違いかと。一夜明けて快晴の広沢の池はすでにポカポカ。市バスの一日乗車券を購入して、これから一日京都観光をしてきます!高校2年の修学旅行以来ですから、かれこれ・・・18年前?もう高校生2回分生きてるんだ・・・
まず当時なかった京都駅から。噂に違わぬスンゴイ建物ですな。でも思ったほど周囲の景観をぶち壊してはいないような。道産子的視点からは、建物が外界から完全に仕切られていないというのが驚きです。駅の構内を歩いていると思ったら、ドアも開けていないのに外にいるんですよ。建物の中から始まった階段なのに、降りきったら外にいるんですよ。これはもはやファンタジー。
お次は伏見稲荷。写真では見たことがあってずっと来たかったところです。時間の都合で残念ながら千本稲荷だけしか見られませんでしたが、まあ満足。
次は銀閣を目指し京都駅からバスに乗りました。乗ったバスはぎゅうぎゅう詰めの満員でした。道路が渋滞してなかなか進みません。あまりに進まないので、20分後発の次便に追いつかれ、前後に並んで走っていました。ほとんど1時間かかって銀閣到着。京都の市バスは路線が多くて一見便利そうですが、こんなにトロトロ走るんではたまりません。生活の足にしている方はさぞ大変でしょう。
さて、銀閣です。これまたずっとずうーっと見たかったところなのです。お土産物屋さん・飲食店が並ぶ賑やかな小道を登り境内に入り、そして拝観料を払い、いえ払おうとしたまさにそのとき目に入ったものは。「銀閣部分修理」の看板でした。ご丁寧に修理中の写真まで載せてあって、それによると銀閣には白い覆いがかけられているようです。もちろん修理中でも見えるように配慮されているみたいですが、そんなんではとても風情が感じられなさそうで。しかも拝観料は高いし。
というわけで銀閣はまた次の機会に。次はまた18年後くらいに来ることにしましょう。で、これまたずっと気になっていた哲学の道を歩くことにしました。小川に沿って続く小道はモミジの紅葉がきれいです。 南禅寺までぶらぶら歩いて、バスで四条烏丸まで出て、アーケード街をうろうろして帰ることにします。
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