小旭岳を後にして、次に向かうのは小白雲岳です。正面に見えている一番高いのが白雲岳で、その右側に控えるちょっとした高まりが小白雲岳。ほぼ平坦な斜面をゆるゆると登っていきます。
振り返ると小旭岳は山というより丘に見えます。右手の高まりは後旭岳。
それにしてもなんと真っ平らな場所なのでしょう!ただでさえ平らな高根ヶ原の上に雪が積もり、微少な凹凸さえも均されているため、驚くべき平坦さになっています。
小白雲岳の麓に到着。ここから見ると小白雲岳が岩の積み重なったちょっとした丘であることがよくわかります。右手からぐるりと巻いて小白雲岳山頂に立ち寄っていくことに。
小白雲岳山頂にはほとんど雪がありませんでした。冬の間ここはかなり強く風が吹き付ける場所なのでしょう。
小白雲岳から白雲岳を見上げて。左の出っ張りが山頂です。ここから真ん中の雪を伝って登ろうかとも思いましたが、一旦小屋に寄って荷物を置いていくことにしました。
小白雲岳山頂の端の方には若干雪が残っていて、融けて水たまりを作っていました。ということは白雲岳山頂にも湖ができているかもしれません。
白雲岳の斜面をトラバースしながら真っ直ぐ白雲小屋へ。
13時10分白雲小屋到着。白雲小屋の煉瓦色の外壁が青空によく映えています。快晴の土曜日ですから、もしかしたら賑やかな一夜になるかもしれません。
3 件のコメント:
14日の夕方、旭川から双眼鏡で大雪の山々を眺め回していたとき、実は小旭岳を見て、小旭岳、小白雲岳経由で白雲岳の幻の湖に行くコースはどうだろうと思いついて興奮したのです。
しかし、家に帰って地図を見てみると小旭と小白雲の間にある、第一ユウセツ沢川(後旭沢)、第二ユウセツ沢川、ユウセツ沢川を越えるのが大変なのではないか、それに雪の多い今年は、まだ幻の湖は出ていないのではないか、と思って(そもそも足の故障で休養中だし)それ以上考えるのを止めたのです。
ところが、その夜、19日のツアーの確認のため、土栄さんにメールをすると、当に夕方考えたコースで、15、6日白雲岳に行かれるというではないですか。
驚いたと同時にわくわくしました。
そして、二つの疑問はどうなるのか、楽しみにtwitterとスタッフノートを待つことにしました。
そして、15日、twitterによって、難なく小白雲岳に到着したらしいことが、
16日道新朝刊の他の人が撮影した写真によって、幻の湖が出ていたことが、分かりました。
スタッフノートによると、小旭と小白雲の間は驚くほど平らしいですね。
雪で谷が埋められていたのでしょうか?
地図で見ると結構深そうな谷ですが。
小旭岳のあとコースは、1728m、1833mやその東500m程の滝の上をたどったのでしょうか、下の段を進んだのでしょうか?
かえって、小旭岳以前の沢の方が開いて渡りにくくなっているという。
ああ、分からないことばかり。
知りたい、行きたい、と思う足萎えのもっちでありました。
小旭岳から小白雲岳の間は一面真っ平らな緩い斜面でした。
コース取りとしては、1654(小旭岳)と1670のコルから1773へ向かってやや上向きの弧を描くようにほぼ一直線。
1773を通り過ぎたら真南から小白雲岳に登るという感じです。
地形図上に水線が書いてあっても崖記号になっていてさえもほとんどの箇所で楽々通過することができました。
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