北大雪は屏風岳に登ってきました。ちょうど一年前のほぼ同じ日に登ったのですが、その時と比べると雪の状況が大きくことなっていました。
2011年は2010年に比べて、低標高では雪が少なく、好評高では雪が多い。その境目はだいたい標高1400m。という感じです。
写真で確認してみましょう。
まずは大函駐車場側の林道ゲート。2011年は既に車で走れそうです。
次に林道をしばらく進んだ沢地形。2010年はここで林道から外れて沢を登っていったのですが、2011年はとても歩ける状態ではありませんでした。
標高1650m付近まで登ってくると様相は一変します。2010年は雪が残っている範囲ととそうでない範囲が明確に分かれていて、雪のない箇所ではハイマツが青々としています。一方2011年は一面に雪が被さっていて、ハイマツも頭を出してはいるもののまだほとんどが雪の下にあります。
標高1760m、屏風の肩。屏風岳に連なる稜線を眺めて見ると、もう全然違います。
4月はあまりお天気が良くなく、雨が多く気温も低目でした。そのため、標高の低いところでは雨が雪を溶かし、標高の高いところでは雪となり積雪深を増すという結果になったのでしょう。
上から下までまんべんなく雪が残ってくれるほうが、スノーシューを脱いだり履いたりしなくて良いので歩きやすくはあるのですが。
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