2011-05-19

好天で暖かなはずが

好天で暖かという予報に気をよくして、比較的長距離を歩こうと思い立ちました。向かう先は表大雪。旭岳温泉から歩き始めて、裾合平から小塚・大塚をまわり、安足間岳に出て比布岳・北鎮岳と稜線を伝い、最終的に凌雲岳まで行こうと計画を立てました。

早起きして旭岳温泉まで移動し、意気揚々と歩き出してはみたものの・・・。出発時にはまだ高かった雲が、登るに連れて雲底を下げてきて、最終的には辺り一面ガスに包まれてしまったのです。

あまりに視界が悪いので、雪を掘って風よけを作って、ツェルトを被ってお天気待ちすることにしました。待てど暮らせど天気は回復せず、むしろ悪くなる一方。しまいには雪まで降り出す始末。3時間粘りましたがガスはいなくなってくれませんでした。

この程度しか見えないのですから、無理して行動なんてできやしません。しかも一面の雪原が広がる裾合平ですから。

登り2時間・下り30分、そして待機3時間。いったい何しに行ったんだかわからないくらいおかしな一日になってしまいました。

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