久々の好天に誘われて、旭岳の姿を拝みに行ってきました。今日はスノーシューで旭岳温泉から姿見の池まで、夏道をたどって登ることにしました。まずは圧雪されたスキーコース沿いにたらたらと登っていきます。夏は濃緑一色に見える針葉樹の森も、こうして白い雪が積もると、とたんに賑やかになる気がします。特に青空の日は格別です。
第二天女が原からは圧雪のされていない斜面の急登です。いつもは圧雪車の入っている別コースを使って楽に登っていますが、今日はこの青空に誘われてふらふらとキツい方を選んでしまいました・・・。まだ雪が落ち着いていないため、片足に体重をかけると太腿くらいまで雪に埋まってしまいます。もう少し大きめのスノーシューだとまた違うのでしょうが、ここまで来て言っても詮無いこと。もがくようにして急な坂を登りました。冬とはいえ陽光は暖かく、登りと相まって暑いのなんの。一枚また一枚と脱ぎながら高度を稼ぎます。
すると。大変な後にはご褒美があるもの。晴れた日の雪景色はいつ見ても最高です。この景色の広がりは、楽なコースを選ぶと見られませんから、これだけでも頑張った甲斐があったかも。
森林限界を越えるあたりから、強風が吹きつけるため雪が堅く締まり、歩きやすくなっていました。最後に迎えてくれたのは旭岳。盛大な噴気にお姿は隠されていましたが。
結局登りに2時間たっぷりかかりました。夏なら1時間ほどで登れますから、2倍の労力がかかるということです。いい運動になりました。
今日の旭岳
・積雪:165cm
(旧中間駅付近)
・気温:-7.0℃
・風速:0.3m/s
(姿見駅・13時)
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