予報では大荒れの天候とのことでしたが、行きがけの尾根からは、この通り、青空を背負った藻岩山が見えていました。尾根から左を見ると札幌の街並みが、右を見ると連なる低山が、それぞれ広がっています。こういう対照的な景色は大雪山では見られません。新鮮です。
原始林にはいきものもうろちょろしています。たとえばほら、ゴジュウカラ。カメラに合わせてポーズを取ってくれました。そう珍しい鳥ではありませんし、写真だっていくらでも撮れると思っていたのですが、ちょっと調べてみると、山口県では準絶滅危惧種として指定されているようです。意外な事実。今現在北海道ではどこにでもいるからといって、高を括っていてはいけないのでしょう。都市の中に原始林が残されているというのはありがたいことです。そんなこんなで暑いくらいの日差しを浴びて汗だくになりながら所要2時間。山頂に到着しました。山頂ではレストハウスが登山者を優しく迎えてくれます。そう、山頂は原始林側ではなく世俗側にあるのです。そのテラスでお弁当を食べていると、にわかに吹雪き出してきました。さすがに天気予報は伊達じゃない。
下るにつれてひどくなる雪。ああ、登りはあんなにたのしかったのに・・・。一寸先は雪とはこのことなんですね。今日の藻岩山
・気温:-5.0℃
・風速:0.5m/s
(山頂・12時)
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