2006-03-24

サホロ岳へ

4月2日にサホロ岳ツアーが予定されています。狩勝峠からサホロ岳へ続く稜線を伝って、途中の桜山までスノーシュー散策を楽しむという趣向です。今日はその下見に行ってきました。通常の下見の時と違い、今日は特別ゲストが3名おり、静かな山を賑やかします。

残念ながら天候はいまいちで、湿った雪に濡れながら、ほとんど視界の効かないまま目的地「桜山」に到着。片道2時間20分で標高差300mを稼ぎました。

相変わらず降り続ける雪の中、お昼はいつになく豪勢です。全部作ってもらったものですが。おにぎり、サンドイッチ、厚焼き卵。おまけにデザートまで。普段下見の時はろくなものを食べませんから、佐久間と二人感動することしきり。


40分ほどの昼休憩の間に、天候は徐々に回復してきたようです。帰り道を下るにつれて、遠くの方が見えるようになりました。一番高いところが939m桜山です。

ここまで見えたなら、せっかくですから主峰サホロ岳も見たくなるのが人の常。遠くサホロ岳の方を向いて念を送ることにしました。晴れろ~。

念ずれば通ずるとはいえ、まさか青空まで出てくるとは予想外の展開。見事サホロ岳が見えているではないですか。登りは何も見えないまま歩いていましたが、やはり遠くまで見えている方が歩くにもはりあいがあるというもの。会話も弾みます。

「エビのしっぽ」の着いたダケカンバが青空に映えること。すっかり太陽まで顔を出し、気温は一気に上昇し、雪は湿りだし、スノーシューの裏に雪団子を作り、そして人も陽気になる。太陽の力は偉大ですな。

下りは冬芽観察と雪との戯れに時間を費やし、登りとほとんど変わらない所要2時間10分。計5時間30分の愉快な下見となりました。

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