2006-07-10

比麻良山のお花畑

週末のオリジナルツアーのために平山へ下見に行ってきました。主に雪渓の残り具合をみるためだったのですが・・・

第一雪渓。標高1440mあたりから1550m付近まで、比高にして100mほど雪渓が続いています。中程は夏道が出ており、夏道を歩いても良し、雪の上を歩いてもまた良しです。雪は堅からず柔からずで、登りも下りの滑りもどちらも快適でした。

第二雪渓。第一雪渓と比べると短いもの。でもあると断然歩きやすいのですよね。

登りきって稜線の分岐。平山に行くはずが、なぜか反対側の「比麻良山」が気になって仕方ありません。結局ふらふらと比麻良山へ・・・

すると、予想もしなかった花の大群落が待っていました。そうか、彼女らに呼ばれたのか。黄色い娘がタカネスミレ。ピンクの娘がコマクサ。砂礫地にポツポツと咲いているので、写真で見ると茶色っぽく見えてしまいますが、この群落は大したものです。一見の価値ありです。

コマクサ。

比麻良山まではニセイカウシペを眺めながら。表大雪からは見えない側の斜面に残雪の縞模様が美しく映えます。

分岐から30分ほどで比麻良山到着。ほとんど平らな稜線歩きは、どことなく三川台のそれを思い起こさせるような感じ。下界とは比べものにならない涼風にそよがれながら、最高の時間をすごします。これで展望がもう少し効けば言うことなしですが、それは週末のツアーでのお楽しみですね。

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