2007-03-11

心遣い

上米飯山というごくごくマイナーな山へツアーで行ってきました。ほとんど訪れる人もいないような山頂には当然山名を表す標識はありません。そこで参加されたお客様がお持ちになったのは・・・


お手製の標識。厚紙でできているこの簡易標識、山頂に置いてくることが目的なのではなく、記念写真用というのがスマートなところ。撮り終えたら再びザックにしまい持ち帰るのです。

立派な標識を作って持ってきて、そのまま山に置いてくるという例がよく見られます。山によってはそんな標識が二つも三つもぶら下がっていることもあります。呆れたことにガイド会社の名前が明記してある標識も見たこともあります。

標識ってそんなに必要なものなのでしょうか?持ち込んだものは持ち帰るというのが山の基本であり、マナーなのではないでしょうか。

標識一つとっても、山に対する心遣いが現れるものなのです。

0 件のコメント: