快晴の土曜日。気持ちよく広がる青空。なのにツアーは不催行となり、泣く泣くプライベートで中岳温泉に行くことにしました。はあ。
ロープウェイ姿見駅から見る旭岳。暑くもなく寒くもなく、空には雲一つなく。ほんと、良い天気ですね(泣)。
すりばち池を経由して、裾合平方面に抜けていきます。双眼鏡で見ると、旭岳山頂にはたくさんの登山者の姿が見えます。一方で裾合平方面に向かう人はあまりいないようです。
旭岳とは反対側、旭川方面に目をやると、眼下に雲海、頭上には巻雲。爽やかと言う言葉そのままの空です。秋色の空、と言ってもいいかもしれません。
足下に目をやると、たとえばエゾオヤマノリンドウ。この辺りで咲く花としては最終グループに入る花です。そろそろ実になりつつあるものもチラホラ。
場所によっては登山道のすぐそばに白花も見られます。よく目を凝らすと、白の中にもうっすらと紫色が垣間見られ、涼しげな浴衣のようでもあり。
イブキトラノオは裾合平で絶賛開花中。小さな花がたくさん集まって咲いています。薄紅色の小さな花は、これまた風流です。
そして、これからの裾合平で主役の座を占めるチングルマ。花が終わり綿毛になって、さらに紅葉も始まっていました。
一番色づいていたのは裾合平最奥部。北鎮岳を背景にして、地面が赤く染まりつつあるのがわかります。これからこの色がどんどん濃くなり、面積が広がり、一面を覆うようになって紅葉最盛期を迎えるわけです。
ナナカマドは若干色づいてきたか?というところ。たしかに緑色は薄まってきています。実はすでに真っ赤に熟していました。
そろそろ秋の足音が聞こえ出す、そんな裾合平です。
4 件のコメント:
一緒に行ってたんですね!
残念だな~。 行きたかったのに!
来月ぐらいは行ける日を絶対作りたい。
糞も秋色なのは良いですね。
間違って糞(踏)でもいいかも?
ははっは!
そうなんです。
残念ながら行けてしまったのです・・・
いづれモンタンさんともご一緒できるといいですね!
一挙大公開ですね。
可哀相に私のPCでは「暑さ寒さも・・・」はいきなり「前の投稿」です。
青いリンドウの背景の植物はなんでしょう。
秋来ると強く感じます。
あ~、私の夏は~♪
一ページに表示する記事は7回分という設定なので、今回書いた8記事では一つはみ出してしまうのです。
かわいそうですよね。
書いたばかりなのに既に前ページだなんて。
リンドウの後にあるのはイネ科の植物に見えますが・・・
北海道新聞社「北海道 山の花図鑑 大雪山」によるとコメススキに似ています。
が、北海道大学出版会「新北海道の花」にはコメススキは載っていません。
ちゃんとした検索表を見て確かめないとわからないのかもしれません。
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