11月27日(木) 晴れのち曇り
昨日聞いた天気予報では「午後から崩れる」とはっきり言っていたので、今日は午前中に歩き終える短い行程としました。目指すは瓶ヶ森。ここからなら往復したって午後にはならないでしょう。そんな短い距離です。
小屋を出て歩き出すと、すぐに石鎚山が見えました。昨日のガスは消え、すっきりときれいに見えます。本当にこれからお天気が悪くなるのか、ちょっと信じがたいくらいの景色です。
で、あっという間に目的地瓶ヶ森のキャンプ地に到着。ほんの1時間30分の行程でした。こんなに短いのは普通ないですよね。私も初めてです。でもまあいいのです。瓶ヶ森周辺は氷見二千石原と呼ばれる広く平らな一帯となっているというので、高くて平らな山好きとしてはここでゆっくり時間を過ごすのは願ったり叶ったりなのです。キャンプ地だってご覧の通り。背の低いササが密生して独特の景観をなしています。
テントを張ってちょっと休憩したら、まだ天気が持っているうちに辺りを歩きまわっておきましょう。瓶ヶ森山頂に向かって登っていって、振り返れば石鎚山。手前が氷見二千石原。
瓶ヶ森山頂、いわゆる女山からの景色。明日歩いていく方向です。まだ山景色は見えていますが、さすがに空模様が怪しくなってきました。正面の西黒森に雪雲のようなものがかかっています。
次いで男山を目指し、ぐるっとまわってテントに帰ることにします。降り出さないうちに早く早く。
ついさっきまで、あんなにどんより雲がたれ込めていたのに、突然青空が見えてきたりして、どうにも不安定な感じです。氷見二千石原のまっただ中は、平らで高くて見晴らしがよくて、散歩には最適です。
お散歩終了、テント着。それでもまだお昼前。近くの沢で水も補充できましたし、では心おきなくゴロゴロしましょう。読みかけの文庫本はまだ2冊あります。お湯を沸かしてコーヒー淹れて。至福の午後の始まりです。
今日の行程
シラサ峠避難小屋-瓶ヶ森キャンプ場
所要時間:3h27
歩行距離:7.4km
累積標高:+779m/-445m
2 件のコメント:
瓶ヶ森ってササ平ですね。
春は、ダニが居そうだね^^
一面ササですね。
北海道のササと違って背が低いので歩きやすいし展望も効きます。
ダニはどうでしょう?
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