2007年9月以来久しぶりに芦別岳旧道を歩いてきました。3年振りに訪れたその道は・・・びっくりするくらい荒れていたのです!先日の豪雨の影響でしょうか?
2010年9月2日と2007年9月5日を比較しながら、その様子をご紹介します。
旧道登山口から歩き始めてしばらくの勇振川の流れ。やけに水が濁っていて気になったのですが・・・
ちなみに3年前ほぼ同地点の写真。水は澄み水量はほどほど。おそらく平常時だとこのくらいなのでしょう。
ユーフレ小屋との分岐を過ぎ、夫婦沢沿いに登るようになると、もうほとんど登山道が存在しなくなってしまいます。ここでは流されてきた岩に一面覆われています。立木にテープが巻いてあるので、真ん中右よりに登山道があったことがわかります。
ここでは登山道が斜面ごと崩落しています。テープによると撮影地点から正面上の立木まで、やや左にふくらむように登山道がつけられていたことがわかります。左から大きく薮を漕がなければ先に進めません。
ここでは夫婦沢全体が土砂に埋まっています。テープを巻いてある立木が、あるいは倒れあるいは埋まりしていているのを横目に登っていきます。
3年前、ほぼ同地点から撮った写真がこちら。一見同じ場所とは信じられませんが、右岸上部の立木が同一のものであることがわかるかと思います。下草に覆われていた小道がガレた沢に変わってしまいました。
ここでも登山道がつけられていた斜面が崩れてしまっています。
小屋分岐から夫婦岩分岐まで、感覚的には50%くらいの登山道がなくなっているように感じました。正しいルートを探すのがまず大変。正しいルートを見つけても倒木や大岩に邪魔されるのでまた大変。登山道が崩落している場合には薮漕ぎして迂回しなくてはならずさらに大変。いつもより3~4割余分に時間がかかるのではないでしょうか。
これから旧道を歩かれる方は以上のことを覚悟の上ご通行ください。
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