2006-06-30

恋するハイマツ

鮮やかなハイマツの花。この花が咲くと、「もう夏ねぇ」と感慨深くなります。

今年伸びた若葉のてっぺんで、ツンと澄ましているのが雌花。一際目立っています。

若葉の根本を取り囲むように侍っているのが雄花。なんとか雌花にお近づきになりたいと競い合っているかのようにも見えます。株によっては、既に黄色い花粉をいっぱいに出していました。

このあと、雌花が受粉して実をつけますが、実が熟するのは冬を越して来年の秋。二年に渡る長い長いハイマツの恋物語なのです。

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