1ヶ月ぶりに赤岳に行ってきました。前回は、キバナシオガマ・ホソバウルップソウ・チョウノスケソウ・エゾオヤマノエンドウなどが咲き乱れる花の最盛期7月上旬でしたが、8月に入り、いったいどんな様子になっているでしょうか?
気の早いナナカマドが紅葉しかけてたり、ウラシマツツジが既に赤くなっていたりと、随所に秋の気配が見られた赤岳。山頂付近でも、
チョウノスケソウがすっかり綿毛になっていました。チングルマとはどことなく異なる感じで風情があります。ほんの1ヶ月前には瑞々しい花弁を愛でていたものですが・・・。山の季節が過ぎるのはあっという間です。
そんななか、気を吐いていたのがクモイリンドウ。ほとんどの花が終わった頃に咲き、登山者の目を楽しませてくれるニクいヤツです。しかも、大雪山固有種(と言われています。トウヤクリンドウと同じとする見解もありますが、せっかくですから「固有」ということにしちゃいましょう)。白いお花に濃緑の模様をいれ、まるで涼しげな浴衣のようにも見えます。まだ蕾の方が多いようでしたから、今週末あたり、見頃を迎えるのかもしれません。よかったら見に行ってあげてくださいね。
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