2006-08-25

ピウケナイ沢

裾合平から当麻乗越に抜けるには、途中でピウケナイ沢という川を渡らなければなりません。以前は渡りやすく整備されていたという話ですが、いまや見る影もなく、増水時にはどうやって渡ろうかしばし思案してしまう難所です。

今日は去年の秋以来久々にピウケナイ沢の状況を見てきました。しばらく雨続きでしたので、もう少し水量が多いかと思っていましたが、さほど増水はしていませんでした。それにも関わらず、昨年より渡りにくくなっているように感じました。

2006年8月25日


2005年8月24日


写真を見比べてみると、写真中央・川の流れの中に杭がありますが、去年2本ある杭が今年1本減っていることに気づきます。去年は2本の杭を伝うような形で石を渡っていました。しかし今年は杭が無くなったこともあってか、伝うべき石も無くなっているようなのです。もともと杭のあたりは流れが狭く深くなっているので、飛び石がなければ渡るのに適しません。

昨年の写真で見ると、写真中央右手の枝のあたりから川に入り、写真中央にある右岸の蛇篭に向かって渡るのが一番良さそうでした。もっとも流れの幅が広く遅くなっているあたりです。水の深さは成人男性のスネやや下くらい。5~6歩もあれば渡りきれるでしょう。防水の効いた靴にスパッツをしていれば、ほとんど足を濡らさずにすむくらいです。ストックがあると安心です。

当麻乗越は紅葉の名所として知られます。ピウケナイ沢を渡る方も多くなる時期です。これからピウケナイ沢を渡る予定のある方は、くれぐれも準備と注意をお忘れなく。

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