2008-06-13

東大雪のお花さん

石狩岳・ニペソツ山では今年初めて見たお花も含めて、いろいろ咲きそろっていました。じゃんじゃん紹介しちゃいましょう。

マルバネコノメソウ・・・と思いますが、自信はありません。あまり目立ちませんが、小さくて可愛い花です。ネコノメソウの同定についてはこちらが詳しいです。

これも小さいお花。ミツバオウレン。山地の樹林帯に咲く代表的な花と言えるかもしれません。 白い花びらに見えるのが萼片だと知ったときには驚いたものです。真ん中にある小さな黄色が本当の花びらなのです。

石狩岳~音更山の高山帯ではキバナシャクナゲが今を盛りと咲きそろっています。

雪融け直後、登山者の多くない時季に早々と咲くウラシマツツジ。小さな小さな花もよくよく見れば可愛いもの。花の下の地面には昨秋の紅葉した葉がたまっています。

残雪期定番の花、ミネズオウ。これまた小さな花ですが、ピンクの星形がみっしり集まって咲くのは遠目にもよく目立ちます。

コメバツガザクラも今が旬。

音更山周辺の岩場ではミヤマキンバイの群落がありました。

二日通して咲いていたのはこれ一つだけ!咲き初めのエゾノツガザクラ。蕾はたくさん見かけましたから、これから一気に咲きそろってくるでしょう。

石狩岳直下とニペソツ山直下で咲いていたエゾコザクラ。この花の群落が見られるようになると、高山植物の季節到来、という気がします。

ニペソツ山で見たツクモグサ。萼片はまだ開ききっていませんでした。もう数日で見頃になるでしょうか。クリーム色の中にわずかに青みがかった色合いに風情を感じます。

大雪山の高山帯でも色々なお花が咲き出してきました。そろそろ夏山シーズンの始まりです。

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