では先日の予告通り、あらためて夕張岳のお花をご紹介しましょう。
まずは樹林帯。すでに咲き終わったものも多く見られましたが、このように瑞々しいシラネアオイもありました。木陰で涼しげにしている姿は絵になります。
憩の沢ではリュウキンカを見ることが出来ました。標高の低いあたりではそろそろ見納めになりそうです。
前岳湿原のあたりからシナノキンバイが目立ち始めます。咲ききったものも豪華ですが、蕾がほころびかけているのも慎ましげで目を惹きます。
この日一番目立っていたのはハクサンイチゲだったかもしれません。至る所に群落をつくり、あたりを白く飾っていました。
雪渓が溶けたあとにはチングルマ。あまりたくさんはありませんでした。
タカネタンポポも木道脇で頑張ってます。
湿原にはもう少しで花開くシロウマアサツキ。どれか一つくらい開花していないかと目を凝らしますが、残念ながら見つかりませんでした。
登山道のはるか向こうに咲いていたユウパリコザクラ。もっと望遠の効くレンズが欲しくなってしまいます。
足下にはムシトリスミレ。地面に這いつくばるように咲いています。
そしてお待ちかね、吹き通しでは、ナンブイヌナズナが最盛期。
エゾミヤマクワガタはこれから咲こうとしているところ。
花期も終わりに近づいたユウバリソウ。でも、良く探せばきれいな見頃のものもみつかります。
残念なことに、花の写真を撮るのに木道から降りたり登山道を外れる人を昨日も今日も見かけました。気持ちはよーくわかりますが、そこは理性の力でぐっと抑えて。思慮深い登山者たれ!
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