今年は雪解けがずいぶんと遅いようです。遠くから眺める大雪山も白い部分がまだまだあります。登山口に向かう林道も積雪で通行できないものが多く、私たちのプログラムも軒並み中止せざるをえない状態になっています。困ったものです・・・
さて、この異常気象。だいたい一週間から10日ほど雪解けが遅れているようです。写真で去年の同時期と見比べて見ましょう。
上は今日の写真です。旭岳ロープウェイ山麓駅のすぐ裏に広がる湿地帯に、エゾノリュウキンカとミズバショウがきれいに咲いていました。一方、下の写真は2004年6月9日のもので、同じ場所で撮っています。比べると違いは一目瞭然。去年の今頃、旭岳温泉から天女が原へと向かう登山道の登り口周辺には、雪はまったくなかったのです。斜面に生えるダケカンバも若芽を出し、新緑が青々としていたのです。それが今年は未だに雪山といった風情です。ほんと、雪解けの遅さを実感してしまいます。
このままいくと、今年の夏山はいろいろと影響を受けてしまうかもしれませんね。
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