旭川市で一番高い山はどこかご存じでしょうか?大雪山のどこか?いえいえ旭川市の境界内に大雪山は入っていません。嵐山?旭川市街のすぐ近くにありますが、さすがにあれでは低すぎです。では答えは?
標高1247.7m、旭川市の一番東に位置し上川町・東川町との境界をなす山。この山こそが旭川最高峰。地形図を見る限り名前は無いようですが、ピウケナイ山と呼ぶ人もいるようです。
今日はその旭川市最高峰に行ってきました。旭川21世紀の森を抜け、愛山渓に向かう林道をしばらく走ると3kmほどで除雪区間が終わっていました。もう少し先の旭川峠まで車で行けると非常に楽なのですが、まあいたしかたありません。
そんなわけでスタートからしばらくは林道歩きで、緩やかにうねうねと高度を稼いでいきます。
1時間30分ほど歩き、標高900m近くまで登ったところで林道をはずれ、いよいよ楽しい森歩きの始まりです。高度を稼ぐにつれ針葉樹が減っていき、ダケカンバの割合が増えます。高木の数も減り、広く明るい斜面を気持ちよく歩くことができます。
そして、標高が1150mを越えたあたりで、ついに。表大雪の山々とご対面!これだけの景色を見られれば、長い林道歩きの甲斐もあったというもの。感無量で背中が男泣きしています。
さすがにこの標高まで来るとこの時期でも木々に雪や氷がついています。太陽があたってきらきらと光るダケカンバに向かって最後の登りです。
そしてようやく山頂!絶景がどかーんと広がっています。前景が白いダケカンバというのがまたなんとも。今までいろいろな場所から見てきましたが、これだけ近くに大雪山を眺められる場所はそうはありません。最高の展望台です。恐るべし旭川最高峰。
今日は恥ずかしがり屋な旭岳。40分ほどねばりましたが、ついにその全貌を現してはくれませんでした。またすぐ明後日に行くし、そのときにはお顔を拝見させてもらいますよ。
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