2006-05-26

上級救命講習会

東川の消防署で催された救命講習会に参加してきました。2年前に「普通」救命講習を修了していますので、今回は「上級」救命講習となります。

全8時間の講習では、実技を交えながら様々な応急処置について学びます。

私の世代ですと、こういう姿を見たら「ジャミラ」と言いたくなりますが、これはふざけているわけでは決してありません。首を怪我したときの固定法の一例です。毛布など身近にあるものをいかに利用するか。こういう工夫が大事なんですね。

AED(自動体外式除細動機)を用いた心肺蘇生法実演。2年前の講習時にはAEDはまだ採用されていなかったので、今日が初対面です。心臓に電気ショックを与えて、心拍を正常にする機械だそうで、最近スーパーや学校などに常備されていることも多いとのこと。

心肺蘇生法の練習台、上半身のみの彼のお腹には、こんな各種計器が隠されていました。押す力・角度、吹き込む息の量などが計測できるのです。これで練習して感覚をつかむのですね。

講習に疲れたら、窓の外を眺める・・・。家々の屋根の上に旭岳。なんて贅沢な窓外風景。こんな職場だったら仕事もはかどるし、こんな学校だったら勉強もはかどったろうに。

終了後もらったのがこのカード。「上級」です。とは言っても、まだ機械を相手にしたことしかありません。実際に心肺蘇生法が必要な現場にいて、今日の講習内容を役立てることができるのでしょうか?まだまだ精進が必要です。

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