2008-05-29

アポイの花たち

いかに今年の雪融けが早いとはいえ、大雪山はまだまだ残雪の下。お花の季節はもう少し後のことになります。でも、昨日行ってきたアポイ岳は、すでにたくさんの花たちが咲き競っていました。

まずは登山口~避難小屋。山麓の樹林帯です。

もう少しで開花?フデリンドウがひっそりと。 他にいくつか見つけましたが、まだ花開いているものはありませんでした。帰りもまだ閉じたまま。

エゾオオサクラソウ。山麓のものは9割がた種になっています。馬ノ背~幌満お花畑間の樹林帯が見頃でしょう。

次いで避難小屋~馬ノ背。ここで咲く花の種類ががらっと変わります。

黄色い小振りの花をたくさんつけるのは、名前が面白いヒロハヘビノボラズ。葉の周囲にトゲがあるため、ヘビも登ってこられないのだとか。

エゾシモツケはまだまだこれから。普段見慣れたマルバシモツケよりも好みかも。

ヤマツツジは避難小屋周辺が特に見頃!大きめの花がぎゅっと寄り集まって咲いていて、密度も重量感も豪華な感じもたまりません。派手になりすぎない色もいいですね。

アポイタチツボスミレもよく見かける花の一つ。他にもタチツボスミレ、ツボスミレ、ミヤマスミレ、フイリミヤマスミレなど、たくさんの種類のスミレが簡単に見られます。

岩場一帯で最も咲き誇っていたのはアポイアズマギク。岩の間から顔をのぞかせたりして、いじらしさが胸を打ちます。かと思えば辺りを埋め尽くすほど咲いていたり。色もピンクから紫っぽいのまで様々で飽きさせません。

これも登山道脇でなかなか目立っていました。アポイクワガタ 。茎の下についた蕾から秩序だって順々に咲いていくようです。

馬ノ背~幌満お花畑~山頂一帯では・・・

5月にチングルマが見られるなんて、大雪山では考えられません。それなのにアポイでは早くも見頃となっていて、この季節感の差には毎度驚かされます。

庭に植えられているオダマキはどうしても好きになれないのですが、山に咲くミヤマオダマキは好きです。大好きです。形は同じように見えますが、やはり大きすぎないほうが愛らしいのでしょう。下向きにつく花を寝そべって潜り込むように撮影しました。

ほとんど咲き終わっている中、なんとか残っていてくれたヒダカイワザクラ。やはり今年の花はどこでも早いようです。

こちらは咲き初めのキンロバイ。花をつけていたのはまだチラホラ。一面に咲くときれいでしょうね。

9合目付近を飾るのはエゾキスミレ。光沢のある紫がかった葉が特徴的です。

エゾキスミレと咲き競うように、サマニユキワリも見頃を迎えていました。大雪山でサクラソウと言えばエゾコザクラ一択ですが、アポイではこの狭い一帯だけで3種類も見られるのですからお得です。

ヒダカソウ・アポイキンバイなどアポイ岳を代表するお花は既に咲き終わっていたようで、残念ながら見ることができませんでした。それでも5月からこれだけのお花を見られれば満足という他はありません。年に何度も来られる山ではありませんが、この時季くらいは毎年訪れたいものです。

2 件のコメント:

モンタン さんのコメント...

やっぱ、アポイは良いね~
もう早こんなに咲き乱れていましたか!
ワテの親戚に会いませんでしたか?
アポイ岳ファンクラブに所属しているのですが…。分かんないよね~  フフフフ。
下見ですか? それとも個人的に?

当然、大雪山から縦走で!
時間的に無理か~。
また、無理なことを!

DOEI Takuma さんのコメント...

ファンクラブの方にはお会いしませんでした。
今度行くときにはご親戚を探してみますね。

今回は下見でも個人的にでもなく、純然たるお仕事です。
詳しくはこちらをどうぞ。