タヌキとキツネ。何かとペアで語られることが多い動物ですが、キツネが車道や山の中でよく見かけられるのに比べて、タヌキと出会う機会はそうそうありません。たまに車の中から見かけても、とても写真を撮るまでの余裕はないものです。
今日林道で出会ったタヌキ。お互い存在に気づいた時には、まだかなりの距離がありました。警戒するように立ち止まったので、素知らぬふりで目をそらすと、とことここちらへ向かってきます。また目が逢うとピタッと立ち止まるので、再びしらんぷり。すると、シメシメ、また近づいてきやがります。その間に何気なくカメラを用意。電源を入れてズームアップにして。三度立ち止まったところで激写。
もう私を無害と判断したのでしょうか、その後は真っ直ぐこちらへ向かってきます。そのまま足の間でも通っていくのではないかと思うくらいでしたが、そこはやはり野生の動物。私まで後2mほどのところまで来て、その距離を保ったまま半円を描くように通り過ぎていきました。その様子↓
面白いもので、そこまでは堂々たる態度で歩いていたタヌキが、私に背中を見せた途端勢いよく駆けだしていきました。これも野生の本能なのでしょうか。
タヌキが行ってしまった後で見つけた、できたての足跡。一つ一つはキツネと似ていますが、全体のラインがまるで異なります。キツネはもっと一直線に並ぶのですが、こちらはキレイに波打っています。なるほどなるほど。
今日歩いたのは、普段絶対に来ないような標高の低い林道。たまに来てみると面白い出会いがあるものです。
6 件のコメント:
きっと仲間だと思ったのかも・・・。
えっ、ジョジーさん、同行されたんですか?
いえ、違いますよ。
なぜなら私は孤高の林道ハンターなのですから。
そうですよね、狐高。
土栄さんはどちらかというと、タヌキより背の高いキツネですよね。
よくぞ巧く撮れましたね~~~^^。
「たぬき」ってこんなに可愛いの?
この前の、違うなぁ~~~シッポは同じだけど・・・・。
上手く撮れたのは、私の腕が良いのではなく、タヌキが勝手に寄ってきてくれたからです。
前に見られたのと違いますか?
いったい何を見たのでしょう。
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