早朝、右手がむず痛がゆく感じました。何気なく目をやると、そこにはなにやら黒い粒。こんなところにカサブタなんてあったかな?徐々に目の焦点が合っていき、細部まで見えるようになり、するとその黒い粒には足があって・・・。え、足?
って、これ「ダニ」じゃないですかー!
肘の裏側の柔らかい部分に頭をめり込ませ、私の大切な血を吸ってどす黒く膨張したお腹から数対の足が出ています。昨日笹を漕いだときに付いたのでしょうか・・・。
さて、このがっちり食い込んだダニをどうするか。人によってはピンセットを使って自分で取ってしまうとも聞きますが、生来不器用でしかもきき腕に食いつかれている状況では、そんなチャレンジをする気にはなりません。失敗すれば、口の部分だけが残り炎症が起こる危険があるとか、まかり間違ってダニの体を潰してしまうと体液が逆流して感染症の危険があるとか、なんとかかんとか。
おとなしく朝一番で皮膚科に行きました。お医者さんはダニを見るなり深刻な顔をして、「手術です。肉ごとダニをえぐり出します」。手術!えぐり出す!!言葉だけ聞くとものすごいことをされそうな感じです。ベッドに横になって腕を伸ばし、麻酔を打って消毒して、彫刻刀の丸刃を二枚向かい合わせたような道具で、ぐりぐりぐり。くりぬかれた傷口は、開かないように二針ほど縫います。最後に、取ったダニを見せてもらい、診察室を後にしました。
今までダニに食われたことがなかったので知りませんでしたが、結構大事になるものなんですね。これから低山や薮漕ぎするときには気をつけることにします。病院での処置自体は短時間で済んでも、その前後の待ち時間やらで確実に半日潰れてしまいますから・・・。
12 件のコメント:
えええええ!
喰われましたか!
早く気づけば軽く終わったのに……
一晩置いたのが悪かったのでしょうか?ネ!
大事にしてくださいよ。
最前の処置ですたネ。
お風呂に入って全身洗ったのに、全く気づかなかったんですね。
一晩たったらセメント状物質がどうのこうのとお医者さんが言ってました。
噛まれる前に発見するのが大事なんですね。
いい経験です。
ダニって怖いんだ。怖いんだ。怖いんだ。
噛まれたら肉えぐられるんだ。えぐられるんだ。
しかも手術するんだ。するんだ。するんだ・・・・。
一晩置いちゃいけないんだ。いけないんだ。いけないんだ。
こだましております。
今度名誉の負傷した所見せて下さいね。
次回から下山後は皆でまーるく円陣組んでダニ退治ですね。
前回の隈根尻山みたいに笹藪を漕ぐところは危ないかもしれませんね・・・
くれぐれも気をつけてください。
ふふふふ。
えええええ~~~やられましたか!
よく気が付きましたね。
あのダニの、潜り込んで行く姿見たら、気絶しそうでしたでしょ!
まあ~~血管に入って行かなくて良かったですね・・・。
旭川の彼女が、やられたんですよ。
気が付いたのが夜でしたので、針を焼いて
消毒して、肩でバタバタしてるダニを必死で摘んで取り出したのを思い出しました。
私についたダニは体の中に入り込むタイプではなかったようです。
でもあのまま頭を突っ込んで血を吸って、結局どうしたいのでしょうね?
あんちゃんさんもお気をつけくださいね。
ダニに異常なほど敏感に反応している私です。ども。
藪漕ぎ嫌いじゃないのにー。ダニが潜んでいるのね。
えーーー血管に入って流れると、色々と大事な臓器に巡り巡って・・・・心臓に・・・。
その前にダニの何だか分からない猛毒なエキスが全身に回って・・・・。
一体どーなるの?血吸ってもいいから血管に入らないで下さいってささやかな願いです。
絶対円陣組んでダニ退治しなければ。
頼んだよ。
ついたダニを見つけやすいよう、白い服を着るといいらしいですよ。
電磁波も防げるし言うことなしですね。
えぇ? 藪山ばかり歩いているのに,今までなかったんですか? 不思議〜
私も彼の地で度々やられました.あれって噛まれても全然気がつかないんですよねぇ.ところが一度,ドアホなダニが筋肉を噛みやがって,噛まれた途端に鈍痛.息も絶え絶え切開しましたわ.現場での措置としては,タバコで「ジュ」に限ります,ころっと落ちます.
今までどれだけ笹を漕いでもダニに食われたことがなかったので、都市伝説の類ではないかとも思っていました。
大雪山とか標高の高いところにはいないのでしょうか?
さすが奥地に入る方はなんでも自分で処置するのですね。
タバコは今度試してみたいところですが、あいにく非喫煙者ですから・・・
いやぁいるでしょう.大雪といっても岩稜帯のところなんて限られているし,そこかしこブッシュじゃない.
タバコ(1本)とライターの携行は,娯楽のためじゃありません,ファーストエイドですわね.
そうですか・・・
今まで被害に遭わなかったのは単に幸運だったということなのですね。
これからはタバコも持つようにしようかな。
ついでに未だかつて試したことがない紫煙をくゆらせてみましょうか。
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