2006-01-14

時計を買い替える

デジタル時計を買い替えた。「買い替えた」というのは、新製品を購入したのではなく、以前使っていたものが故障したので修理にだしたところが、修理できないということで、同じ製品の新品を代替として買ったので、こういう表現になった。

 モノは、ノルウェーSUUNTO社製の「Altimax」 。SUUNTO社では"Listop Computer"(腕上電脳?)と呼んでいる、時計と気圧計・高度計が一緒になった製品だ。高度計機能についてはこのテの製品のなかではピカイチではないかと思うが、時計はよく狂うので「時計付き高度計」といったほうがいいかも知れない。
 保証書の日付によると、"先代"を買ったのは2000年の4月だから、5年以上も使っていたのだが、去年の夏前から挙動不審になり、秋にはディスプレーが真っ白になってなにも表示しなくなった。電池を取り替えると一瞬もとにもどるのだが、すぐにまた真っ白になるという事象が繰り返されたので、修理にだしたが、基盤がイカれていて修理不可能という返事だった。メーカー側は「どこかにぶつけたのではいか」という。モノ使いの荒さでは誰にも負けない自信があるので、反論も出来なかった。定価2万6000円(実勢価格は2万3000円くらい)のところを、1万8900円で新品と替えてくれるという話だった。
 登山道上を歩くだけの夏山では高度計機能は必要不可欠ではないのだが、雪の上を自由自在に歩く冬山では現在地を知るためにコンパスと高度計は欲しい。もちろんGPSがあれば現在地はわかるのだが、天候の変化を読むには気圧計機能があったほうがいい。おカネさえあればすべて解決できるのだがそうもいかず、さんざん迷ったあげく、"消去法"でやはり買い替えることにした。
 正月から手痛い出費だが、"二代目"を手にしてもなんの感慨もないのが寂しい。「定価2万6000円のところを1万8900円」というのは高いのか安いのか?

0 件のコメント: