2006-01-12

登り1時間下り10分

今日は北見峠から登る山、チトカニウシ山へ行ってきました。朝9時半に登山口へ着くも、他に車は一台も停まっていません。今日は先行者はいないようです。

積もりたてでキラキラ光る雪に、いの一番にスキーの跡をつけていきます。さらさらの雪は軽いものの、それでも膝までの深さがあるため、歩くのはなかなかの重労働です。前半は緩やかな稜線をたどるため比較的楽でしたが、その分後半は急登続きの1時間。ここは苦しかった・・・。誰か後から追いついて先頭替わってくれないかな、と後を振り返りするも、聞こえるのは自分が踏んだ雪がきゅっと締まる音だけ。物事、そう都合よくいくわけがないか・・・。結局、一人で3時間膝までの雪をラッセルという苦行をやりとげました。

山頂一つ手前のピークまではなんとかたどり着きましたが、これ以上登る元気はもう残っていませんでした。降り出した雪の中、お昼を食べて来た道を引き返すことにします。帰りは下りだかららくちん♪まっさらな雪面が待っています!登りのストレスを発散すべく、勢いよく滑りだすと、あら不思議。登りに1時間かかった急登を10分もしないうちに下り降りてしまいました。あ、あれだけ苦労したのに・・・。

結局、一日歩いて登って気持ちよく滑れた斜面は、長いの一本短いの一本の計二本。スキー場に行くといくらでも滑れるのですから、リフトやロープウェイのありがたさが身に染みます。まあ、雪質も積雪も申し分なかったということで、まずは満足な一日でした。

0 件のコメント: