2006-01-18

講演会のお知らせ

昨年に続き、今年も山楽舎BEAR主催の講演会を東川町で行うこととなりました。今回来ていただくのは専修大学教授の小林昭裕先生。国立公園管理の分野では重鎮ともいえる研究者です。大雪山とも縁が深く、多くの論文をものしています。また近年、知床でもご活躍されているそうです。今回は小林先生に「世界遺産知床と大雪山国立公園」をテーマにお話いただきます。世界遺産登録された知床が、どんな変化を経て、どんな問題をかかえているのか。そして大雪山がそこから学ぶべき点は?そんなお話が聞けそうですよ。詳細は下記をご覧ください。

さて、ガイドが本分である私たちが、こういった講演会を主催するのはなぜでしょう?講演会などというのは、準備は大変ですし儲かるわけでもありません。場合によっては持ち出しになるくらいです。それでも敢えて企画し実行するのは、最新の研究成果に触れたい、という思いがあるからです。そして、同じ思いを抱いている方々が地元に沢山いることを知っているからです。でも残念ながら、大雪山ではそういう機会は多くはありません。知りたい、でも知る機会がない。それなら自分たちで機会を作ってしまおう。大雪山の麓に住み大雪山に関わっている私たち地元の人間こそ、最新の研究成果に通じているべき。それが私たち山楽舎BEARの考えです。

昨年同様、たくさんの参加をお待ちしています。



以下詳細
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講演者: 小林昭裕 (専修大学北海道短期大学 教授)
演題: 世界遺産知床と大雪山国立公園
(キーワード:知床国立公園・世界遺産登録・変化・問題点・大雪山国立公園)
日時: 平成18年2月25日(土)18:00 ~ 20:00
場所: 道の駅「道草館」 二階会議室
上川郡東川町東町1-1-15(道道旭川旭岳温泉線沿い)
0166-68-4777
資料代: 500円

昨年7月、世界自然遺産として登録された知床。
登録の前後でどんな変化があったのか。
また現在どのような問題を抱えているのか。
そして知床の経験から大雪山国立公園が学ぶべきことは。
知床・大雪山両国立公園をフィールドとする小林先生に、調査結果を示しながらお話いただきます。

主催: 山楽舎BEAR
お問い合わせ
携帯電話:090-2054-3334(土栄)
ファックス:0166-82-5885
メール  :mttomt@yahoo.co.jp
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