絶景！旭川最北端

先日、旭川最南端・瑠辺蘂山に行き、ついに残るは最北端のみになりました。もう当然行くしかない！ということで２月１日に行ってきました旭川最北端。

といっても、地形図を見る限り“最北端”は名のあるピークではありません。旭川市・和寒町・幌加内町を隔てる境界線が交わる、ちょっとした丘のような場所です。いったいどんなところなのか想像がふくらみます。

登山口は幌加内町と和寒町の町境・和寒峠。峠の幌加内側に駐車帯があるのが好都合です。

トンネルを脇に見て山に入り込みます。それにしても良い天気！こんな日に山にいられるなんて・・・。至福のひとときです。


やや急な登りを終えると、そこは５４７ｍピーク。頂きに立った瞬間、思わず声が出てしまいました。だってこの景色がいきなり目に入ってくるのですから！

霞みがかっていて山そのものはわかりにくかったのですが、つまりこういうことなんです！北大雪から表大雪から十勝連峰までが一目で見渡せるのです。この広がり・・・大きさ・・・雄大さ・・・。言葉でも写真でもとても伝えられないでしょう。

反対側の山々もよく見えます。奴布山が一際かっこよく。もう少し右手に目をやると三頭山や坊主山も見えています。

そして正面がこれから向かう旭川最北端。このピークとはゆるやかな尾根で繋がれています。

３０分ほどぶらぶら歩けば、そこはもう憧れの旭川最北端。ストックを立てた辺りがそれです。木々に覆われて展望は得られません。まあ、さっき素晴らしいのを見たので構わないのですが。

ほんの少し先に気になるピークが見えました。地形図によると“丸山”となっています。せっかくですから足を伸ばしましょうか。

４０分かかって丸山先端部に到着。ここもまた素晴らしい展望台です。邪魔するものは何一つなく、どこまでも広がる景色をいつまでも見ていられそうな。雲が山を隠しているのが残念です。

今度来るときにはこんな風に見られるでしょうか？ぜひ見てみたいものです。

最北端までは１時間４０分、丸山まででも２時間２０分。楽々来られてこの景色。３月以降のツアーで来ること確定です。