標高差も歩行距離も結構あるので、雪が締まって歩きやすくなる3月・4月あたりに行こうと思っていた於鬼頭岳。でも、今年の旭川周辺の山はどこも積雪が少ないんですよね。天気も良さそうですし、どさっと降られる前に行ってしまうことにしました。
天塩岳に向かう道沿い、やや幅の広くなっている辺りに車を置き、ちょっと先の林道がスタート地点。予報通りの好天です。
1時間ほど林道をたどり、ゆるやかな尾根に取り付きます。シカの足跡が無数につけられているのを眺めながら、ときに跡をたどらせてもらいながら、ゆっくり登っていきます。
尾根は標高850mあたりで平坦になり、左手の展望が効くように。つらつら連なる山並み、そしてなんと青い空!
標高点931mから、ぐっと近づいた於鬼頭岳。ここまで2時間。さ、もう一登り。
期待通りに雪は少なく、新雪がうっすらと乗る程度でした。らくちんらくちん。
山頂へは尾根の左から巻いていくような感じで。ダケカンバの疎林を縫って気持ちよく行きます。
山頂直下、ちょっとしたテラスで。最後の一登りをどうしようか思案中・・・。スキーを脱いでの直登は急すぎて途中で断念。トラバースして奥から回り込むのがいいかな?
奥までやってきて山頂を振り返るとこの通り。ずいぶん長く雪庇が出張っていて、乗っかるのに苦労しそう。ん~、どうしようか・・・。結論、山頂はまた今度!
ここからでも景色は見られるし、無理して登らなくてもいいでしょう。山頂(直下)まで3時間弱。下りは50分程度。ほとんど登り返しがなかったので、あっという間に滑り降りてしまいました。
帰り際、道道から見た於鬼頭岳。見て良し登って良し眺めも良し。ゴールデンウィーク明けにまだ登れるようだったら、ツアーで行ってみたいものです。
2 件のコメント:
鷹泊の約束、果たしていただいて有難うございます。
先日は来年でいいって言いましたけど、こうやって見せられると、今年行きたくなりますね。
う~ん、5月の雪かあ。
山頂行かなかったんですね。土栄さんらしい。
けど、中高年には一期一会ですから。逃したら次はないかもしれない。
登りたい!
雪庇の張り出しがなかなかのものだったので、無理はしませんでした。
ツアーで行くときには山頂に登れる状況だといいですね。
コメントを投稿