石狩岳山頂から楽しい稜線歩きが始まります。
石狩岳最高点まで引き返し、行く手に連なる山並みを眺めます。左に寄って川上岳、その奥にニペソツ山、右に戻ってニペの耳。これは歩き甲斐のありそうな道です。
最低コルから少し進んで振り返ると、どっしり構える石狩岳が目に飛び込んできます。音更山側から見る石狩岳も貫禄がありますが、こちらから見ても素晴らしい山容です。
川上岳に向かってゆるりと伸びる道。いいですねえ。
ふと立ち止まる佐久間。足下には真っ赤に紅葉したウラシマツツジ。ここ以外のウラシマツツジはまだここまで色づいてはいませんでした。風当たりとか日当たりとか、ここだけなにか特別な条件があるのでしょうか。
川上岳は山頂を通らず、登山道はニペの耳に向かいます。
ニペの耳に立つ佐久間。なかなか絵になっています。
来し方を振り返って、中央に石狩岳。ここでしばらく休憩を取ります。
ニペの耳から先はぐんぐん高度を下げていく行程です。しばらくは正面にトムラウシ山を眺めながら歩いていくことになります。こんなに贅沢な縦走路はそうあるものではありません。
絶景を眺めながらグイグイ下り、振り返るニペの耳。
そしてまだまだ先は長い下降路。
展望が良いのはせいぜい標高1600mくらいまで。その先は下るに従って灌木が現れ笹が現れ、植生がどんどん濃くなっていきます。
最低コルまで下ったら、適当に薮を漕いでペテトク沢へ下ります。ほんの短い行程ですが、再び沢靴に履き替え、石狩沢との出合へ。
沢-稜線-沢と変化に富んだ周遊路でした。
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