東川町に知る人ぞ知るカタクリの名所があります。 斜面一面に広がる群落はそれは見事なものです。 まだ旭川の突哨山のようには有名になっていないので、休日でもほとんど独り占めできるくらいゆっくり静かに花を愛でることができます。今日見てきたところ、カタクリはつぼみこそ全部出そろった感じですが、まだ花が咲くには至っていませんでした。 満開になるにはあと一週間くらいかかるかな、という感じです。
しかし、そんななか。 気の早いやつ、というかサービス精神の旺盛なやつはどこの世界にもいるものです。 たった一輪だけ、本当に一輪だけ、花を咲かせているのを発見してしまいました。
目を皿のようにして探しても、他に咲いているのはなかったので、これこそが今年の「一番カタクリ」です。どれだけたくさん花があったとしても一番最初に咲く一輪があるのは当たり前のことなのですが、これが一番であると明確にわかる瞬間に立ち会えることになにか不思議さを感じます。
さて、この一番カタクリ。これを目にすると幸せになるとか、種になるまでに願い事を3回言うと実現するとか、そんなうまい話はころがっていないものでしょうか?
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